魅力No.763


きけんだ!妖怪の存在を認めた八戸市吹上

 

*こちらの看板は、用水路埋め立てに伴い平成27年3月に撤去されました。

立ち入りを拒む立て看板

この物々しい雰囲気の看板は八戸市吹上にあります。

義経北方伝説が残る館越山の麓にあります。木が生い茂っていて、近くには館越稲荷神社と大きな井戸があり、昼でも薄暗く不気味です。

館越稲荷神社の入り口。どこまでも続いていそうな階段が恐怖心をあおります。

果たして、メドツとは一体何か?

メドツは河童のことで、八戸では古くから河童のことをそう呼びます。この看板の後ろの用水路でふざけて遊んでいると、メドツに引きずり込まれるそうです。

驚くべきことに、この看板が作られたのは昭和51年でそんなに昔ではないです。わりと最近までこの辺りではメドツが悪さをしていたに違いない!吹上の住民はメドツという妖怪の存在を認めた上で、この看板を作ったのです!

というのは本当かどうかわかりませんが、そうだったらいいなと思います。

なぜならこの看板の意味を証明するような、「メドツ伝説」がほかにも残っているからです。もしかしたら、本当にここにはメドツが出るのかもしれません…。

ちなみに、特派員ぽんたの家からわりと近いところにあり、子供の頃から見てたので何の不思議も感じていませんでした。あ、メドツね、という感じです。しかし、知らない人にとってはかなり衝撃的なようですね。

義経伝説についてはこちらのページを参照ください。

義経北方伝説を追え①熊野神社

義経北方伝説を追え②三嶋神社

青森県八戸市吹上

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