魅力No.1623


ケッパレ! 後少し!すぐそこ!(第九番札所:見入山観音堂)

今日和、new_rockです(^ω^)bビシッ

鰺ヶ沢方面が終わり、深浦地区に突入!今回ご紹介するのは・・・

第九番札所

町指定名勝

見入山観音堂(大悲閣)

みいりやまかんのんどう(だいひかく)

 

数ある札所の中でも、三本の指に入るであろう【難所】の1つです。この三十三観音巡りですが、お会いする参拝者をみていれば老若男女問わずでした。ですが、やはり年輩の方が多いのは容易に想像出来ますよね。ここ、『見入山観音堂』は階段が整備されていますが、非常に急で段差もあったりと、年輩の方や喫煙者の方は息が上がるし大変ですね。そんな皆様へのお役立ちアイテムが入り口に設置されています♪杖です杖!連れは持って行って正解でしたね(^^;)

下の写真の左側にちょこっと見えてる・・・・って、うっかり撮影してくるのを忘れてすびばぜん(><。)

 

私は意地で持って行きませんでした。若いですから・・。

      

まだ、とりあえず若いですから(゜∀゜;)タブン

見入山観音入口&駐車SP付近の写真を幾つかまとめつつ、サムネイルで掲載しておきますね!     

   

 

 

概要

室町初期の康永3年(1344)造営の棟札があり、創建の古い観音堂です。創建は藤原氏家が行円和尚(大和国宇多郡神願寺住僧)を招き開山したのが始まりとされています。

明治時代・大正11年の火災で多くの堂宇や寺宝、貴重な記録が消失されてしまったそうです・・・。

洞窟の中に建てられた舞台造りの堂宇で、昔から“窟観音(いわやかんのん)”と称され、本尊は如意輪観音である。本堂の前には、薬師・毘沙門・愛染・弁天・稲荷・山神・胎内くぐりには不動明王、麓には地蔵・吉祥等の九つの堂社がある。津軽三十三ヶ所観音霊場第九番札所で、地域の人々からあつい信仰をうけているそうです。

説明板参照:深浦町教育委員会

  

さて、この見入山観音堂の見所ポイントですが、胎内くぐりを抜けた先の『不動堂』、その先の『観音堂』手前の『天狗岩』、そしてメインの『観音堂』です。

このように・・・ヒットポイントを激減させる急な階段。登る前に『リポD』でも飲んでおけば良かったと思ってしまったnew_rockです瀕死です。

 

この数々の難所を潜り抜け、息絶え絶えに進んで行きますと・・・途中で観音様が応援してくれます。『ケッパレ!』と!!あっ、「ケッパレ」って「頑張れ!」って意味です、はい。でも、このケッパレコールしてくれる観音様は・・・結構序盤にですね・・ゴニョゴニョ

 

秋の涼しい気候なのに、額に汗し「ひぃひぃ」言いつつも、周りを見渡せば綺麗な木々。スッと疲れが飛んでいきます。 

途中足元の看板に目がとまりました。「はて?何ぞや??」と汗でずれたメガネを直しつつ凝視してみます。

  

【旧道 熊が出るかもしれません 通行不可】

    

・・・・・・Σ(゜Д゜;)マジスカッ!?

この奥の道に熊が・・・・!?

旧道・・・ある自衛隊の方の様に『一本背負い』で戦う決意をしました(←!?)

ってのは冗談ですが、昔の人はこの旧道を歩いていた事を考えると、参拝も危険と隣り合わせなんですよね。この観音様ですが、山そのものを祀っている箇所も多いことから、本当に自然を信仰の対象・畏怖・敬意、色々な面で敬っていたんだろうなぁとも思うわけです。・・・そういえば、BANBAさんが『黄金の背負うくらいの箱』をくれるそうなので、勝てそうな気がしてきましたщ(゚Д゚щ) ぅおーぉぉぉぉ!

     

熊にビビッて逃げ帰るnew_rockではありません。(むしろ、喉が渇いて逃げ帰りたいくらいで・・・って違っ!!!)

  

この急な階段、登ったり下ったり。階段の先見えないっすよね・・・。記憶違いじゃなければ、最初登りで途中下り。そこから一回平坦になって道が二つに分かれます。

 

左は『不動堂』こちら登り。もう一方は『天狗岩』『観音堂』下りで登りだったと思います。このように案内板・・・石の彫り物?もありました。簡単に書きましたが、本当に急なんです・・・急なんです!(大事な事なので2回言いました。)

挫けそうになる時、ジャストタイミングで現れる応援観音様。

 

観音様「あと少し」

    

「あと少しだ・・と・・・!?頑張るしかない!」

 

途中で眼下に広がる景色を眺め、下に流れる川の微かなせせらぎを聞きながらパシャリ。あっ川見えないじゃん(←そろそろ撮影スキルを習得して下さい!)

 

この階段の先にある不動堂に、まず立ち寄りました。本当に後少しだった!でも、あの観音様は観音堂への案内応援だよな・・・と思いつつも参拝。

 

上の方に赤いのが見えますよね。ぽっかりと空いた空間に『不動堂』がありました。

お参りをし、上を見上げてみると・・・・こんな感じ。

何か不思議な感じがしますね。

さて、ここから思ったより長い道のりでした(笑)「あと少し」でねぇべやぁぁぁぁ!って思うあたりに、ジャストタイミングで現れる応援観音様(笑)

 

応援観音様「すぐそこ!」

純粋な・・そう純粋なnew_rockは信じたわけです。『すぐそこ!』って言葉に。

     

『純粋じゃなくて単純だろ!?』と方々から突っ込みが聞こえてくる・・・・。

と、まぁそんな感じで(←どんな感じ!?)やっと観音堂に到着するわけであります!その前に、観音堂手前の『天狗岩』をご紹介。

 

天狗の鼻みたいなのがありますよね!これ、帰りの方がよく見えますよ(笑)心が純粋じゃないと見えないです←

さて、洞窟の中に造られた舞台造りの観音堂。昔の人はよくこんなのを作ったよなぁ・・・と感心しきり(゜゜;)パネェ

 

階段を登り切り、小さな御堂の脇を通り、舞台造りの観音堂へと進みます。高いんですよ・・・ここ高いんですよ・・・ガタガタ((´д`; ))ブルブル・・・

絶叫マシンが大好きな高所恐怖症なりに頑張って観音堂の中をパシャリ。中はこんな感じになっていますよ!

 

ちゃんとお参りをして、帰りはサクサク!十腰内観音堂や日照田観音でお見かけした方とすれ違いまして、大変そうでした・・・。頑張って下さい!と声をかけつつ、この見入山観音堂を後にする、new_rockとオトモ父ルー(瀕死)。今の時期に行けて良かったと思いますね、親が歳とったら無理だと思いますもの・・・この札所(^_^;)

      

参拝しいて思った事by new_rock

山登りとか学生時代授業の一環で体験した人もいると思いますが、慣れてない人がそれをやると、きつくて足元ばかり見てしまいがちですよね。特に団体で行動となると、焦って余計に余裕が無くなると思います。(人それぞれですがwww)

ですので、個人的には少人数で観音巡って、時間を気にせずのんびり散策・参拝していただきたいですね!周りをよく見渡せば、自然の美しい景観と、綺麗な空気、生い茂る木々の隙間から覗く光の筋や季節によっては紅葉とか。全国的に名が知られていてもメジャーじゃないから、ありのままの自然が残っていたりして、こんな感じの写真とか撮れます。

 

現地の人の真心で掃除されていたり、観光向けに整備されていないから良いんですよね。出雲・奈良・京都等は別ですけど(笑)あっちはメジャー級の完成系っす。

    

最後にご詠歌

    

深山路や 檜原松原 分け行けば 山も誓いも 深き谷川

     

では、次回『第十番札所』でお会い致しましょう♪

青森県西津軽郡深浦町大字追良瀬初瀬山草分

1:久渡寺() 2:多賀神社 3:聞求寺 4:南貞院 5:十腰内観音堂 

6:湯舟観音堂 7:北浮田弘誓閣観音堂 8:日照田観音

コメント一覧

こちらから魅力にコメントができます。

CAPTCHA