魅力No.1864


手作りカホンで心を一つに -手作りカホンプロジェクト@bank towada-

カホンワークショップの風景

十和田市中央商店街の空き店舗を利用したコミュニティセンター「bank towada」にて、お盆まっただ中の8月13日、北東北カホンプロジェクトのワークショップが行われました。

「bank towada」とは、「十和田の資産を活かす」をコンセプトに、十和田市の中央商店街の空き店舗を利用してオープンした新しいコミュニティセンターです。

東北では初となるこのカホンプロジェクトは、「bank towada」の運営責任者の松田さんとカホンプロジェクトの方の奇跡のつながりで今回のプロジェクトは実現しました。

手づくりカホンプロジェクトとは?

カホンの鳴らし方

中南米で生まれ、ストリートを中心に親しまれてきた箱型の打楽器「カホン」。大人も子供も木のぬくもりに触れながら、ものづくりや音楽を楽しみ、そしてラクガキをする「真剣な遊び」。箱型という単純な形から「アート」「ものづくり」「音楽」を小さい子供も自由に創造できる、素晴らしい環境教育プログラムです。

また、木という自然素材には脳の活性化や癒しの効果もあり、小さい子供も安心して触れられます。地元の間伐材を使ってカホンを作るこのプロジェクトは地元の素材を使うエコロジーな取り組みです。

通常カホンづくりは5名程度で講師1人がつくそうですが、なんと!!今回は20名以上の参加申し込みがあり大人数での手作りカホンづくりが実現しました。

「手作りカホン」なので、もちろん設計から手作り風景

初めに渡されたものは、杉の板、鉛筆、定規、消しゴム、電気ドリル、釘、トンカチ。
設計書通りに印を付けるところから始まります。
採寸

木や板のサイズはピッタリになるようにカットされていますので、この印付けが重要です。
(ちなみに私は間違えて印を付けてしまい、あとから大変なことに!!汗)

穴あけ作業

印通りに穴をあけ、釘を入れて行きます。
みなさん表情が真剣そのもの。

ねじ入れ

普段、日曜大工をしている人であれば簡単かも知れませんが、これがなかなか大変です。
私を含め女性や子供の参加者もいて、男性陣が手伝ってあげていました。頼もしいですね。
初対面の人もたくさんいましたが、みんな教え合いながら作っていきます。とても素晴らしい光景。

真剣な表情

このワークショップでムードメーカーの役割の「まーちゃん」も真剣な表情。

親子で一緒に♪

お!十和田市在住のシンガーソングライター・桜田まことさん!
普段優しいパパも、今日は頼もしいパパの姿です。

カホン・正面

どこに穴をあけるかによって、音が全く違います。
穴すらもアートにしてしまう、これが手作りカホンの魅力です。

カンナがけ

最後はカンナで仕上げて完成です。

カホン作り終了後

みなさん一生懸命カホンづくりに勤しんだあとは、達成感で顔がほころんでいます。

カホンづくり完成後は、地元ミュージシャンとのセッション 

セッション開始

左:桜田まことさん 右:BONさん 

カホン完成後は、各々の感性が響き合う素晴らしいセッション開始。
桜田さん以外にも、十和田近隣在住のミュージシャンの方々がたくさん参加していました。

この日誕生日が近い方が2名(一人はbank towadaのスタッフでもあり、青森の魅力特派員であるよっしーさん。)いらっしゃったので、サプライズでハッピーバースデーをみんなで合唱。

ハッピーバースデー吉崎さん

ハッピーバースディよっしーさん(そして映りこんでる特派員akkyさんw)

その他は「風になりたい」「stand by me」を大合唱。

【Ustream】http://www.ustream.tv/recorded/16610731

生演奏、マイクなしの歌声は、bank towada中に響き渡り、カホンのドラム音が体の中に脈打ち、鳥肌が立つくらい素敵な時間でした。

無心で作って、音楽にふれて、手で音を奏でる「真剣な遊び」。普段体験できない非日常を味わうことができました。

北東北カホンワークショップ in bank towada 集合写真

今回カホンづくりを指導してくれたのが、実行委員会の田中良平さん

手作りカホンプロジェクト実行委員会・田中良平さん

朝、大阪から新幹線と飛行機を乗り継いで来てくれました!
予想外の人気ぶりに、汗をかきながら20人以上の受講者の皆さんの指導・フォローをしてくださいました。

私の残念な釘打ちもきれいに打ち直してくださり、素敵なカホンが出来上がりました!
本当にありがとうございました!

【カホンプロジェクト】⇒http://www.woods-kids.jp/index.html

そして今回カホンプロジェクトの立役者・松田龍太郎さん

bank towada支配人・松田龍太郎さん

今回のカホンプロジェクト実現のきっかけを作ってくださり、そして企画を大成功に収めるべくサポートに徹してくださいました、弘前出身・オアゾ代表の松田龍太郎さん。

十和田でこんな楽しいワークショップができるなんてとても嬉しいです。
今回、カホンづくりをさせていただき、感謝です!!
今後のbank towadaの活動に目が離せませんね♪ありがとうございました!!

【bank towada】

〒034-0011 青森県十和田市稲生町13-16第一益川ビル3F bank 内
TEL/FAX:0176-51-6570
【HP】⇒http://www.bank-towada.com/

青森県十和田市稲生町13−16

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