魅力No.2184


今別町、荒馬(あらま)まつり

早いものでもう夏も終わりですね…
あんなに暑くて苦しかった夏も、今となっては少し恋しくもあります。

さて。そんな青森の短い夏を彩ってくれるのが各地で開かれる祭りです。

今回は、青森県内の数多くある祭りの中でも以前から注目していた、
毎年8月に開催される今別町の「荒馬まつり」に行ってきました!
馬が出てくる祭りかと思いきや、人間が馬に扮して踊るちょっと珍しい祭りです。

 

馬役の男性と手綱を取る女性が息を合わせて踊りながら町中心部を練り歩きます。

躍動感あり、魅了されます。

ちびっ子たちも負けてませんよ~!

日が暮れて祭りも最高潮の盛り上がり!


夜には海上に花火が打ち上げられ、素晴らしいフィナーレを飾りました。

初めて見た「荒馬まつり」は想像を越える激しさと美しさ!
汗を浮かべて一心不乱に踊る若者の姿は、とても感動的でした。

 

青森市から車で約1時間半。
海と山に囲まれた人口約3000人の小さな町、今別町。

この小さい町の沿道を人が埋め尽くし、
荒馬の行列と一緒に移動して歩く姿は
この祭りがいかに人々に愛されているかを現していました。

毎年8月。この祭りの時期になると全国から多くの若者(主に大学生)が集まり、
ホテルもないこの町で、若者たちは地元の公共施設に宿泊し、地元の方々から家族のようにもてなされ、祭りに参加するそうです。

大学のサークル単位で参加する方が多く、
荒馬の魅力を知った方は、OB・OGとなっても参加を続けたり仲間を伴って訪れたり。
祭りを通じて友達になることもあるそうで、この日1年ぶりの再会を喜んで方もいました。

祭りの激しさや美しさはもちろん、こうした地元の方と全国の若者との交流が「荒馬まつり」最大の魅力なのでしょう。

1度見ただけで大好きになったこの祭り。来年の開催が今から楽しみです!

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コメント一覧

  1. わたしも県人ながら、数年前に初めて荒馬まつりを見て、そのすばらしさに驚かされました。特に、毎年たくさんの大学生さん達が、何日も公民館の様なところに寝泊まりしながら参加してくれていることに感激しました。今年はコロナの影響で中止になったそうですが、来年以降もずっと交流が続いてほしいと願っています。

    たま

    2020.12.16


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