およそ290年の歴史と伝統を誇る八戸地方最大のお祭りで、
国の重要無形民俗文化財に指定されている『八戸三社大祭』。
祭りの大きな特徴は 人形がせり上がり左右に大きく広がる仕掛けを持つ豪華絢爛な山車にあります。
横幅は道幅いっぱい!上は電線より高くにまで伸び上がる山車もあります。
八戸三社大祭の山車は、他の祭りの神輿などとは違い職人が作る訳ではなく、
街の有志で構成され、作られています。
前夜祭、後夜祭を含めた5日間の為に寝る間も惜しみ、
気合と根性とこだわりで完成された山車は見事です!
細部にまでこだわり抜いて作られた装飾パーツ!
一つ一つのパーツを組み上げて豪華な山車になるのですが、山車そのものに動きがあるんです!!
そんな山車が運行している姿を見ると
”日本一の人形山車祭り”と言われるのも納得出来ます!
街の空気を一瞬で雅な雰囲気に変え、観客を時代絵巻の世界へと誘う山車達。
観客の歓声と作り手の喜びが一つとなり、祭囃子と供に夏の八戸の空に響き渡ります。
夜空を照らす20数台もの山車。
その幻想的な光景は、 日本夜景遺産にも登録されています。
開催期間は7月31日から8月4日。
◆前夜祭(7月31日)
- 八戸市中心街と八戸市庁前に山車が集結し一斉にお囃子を演ずる。
◆お通り( 8月1日 )
- 神輿や神楽、山車などの合同運行。
◆中日( 8月2日 )
- 山車の夜間合同運行。
◆お還り( 8月3日 )
- 神輿や神楽、山車などの合同運行。
◆後夜祭( 8月4日 )
- 前夜祭と同じ運行。
来年は是非、八戸に直接来て本物の三社大祭を体感して下さい!