2010年10月12日、もうすぐ十三湖シジミ漁も冬の休漁期間に向かいます。その前に、豊富な栄養成分をもったシジミエキスを堪能するべく、元祖十三湖シジミラーメンの「和歌山」さんのレポートをしたいと思います。
十三湖で採れるのは「大和シジミ」です。豊富な栄養素が自慢、グルタミン酸などは海外産の90倍近くもあるのです。
そのなかでも、和歌山さんは良質、大ぶりのシジミにこだわって調理しております。
身はプリプリ、豊富なグルタミン酸は旨味としてスープにとけだしております。深みがありながら、あっさり塩味のスープが麺をスルスルとお口に誘います。
胃袋に優しい味です。体に良いものを摂取していると実感できます。
こだわりのシジミ
津軽地方の13の河川が流れ込むので十三湖と名付けられているのですが、河口に近いため海水と淡水が合流する汽水湖になっているのだそうです。
良質のシジミが採れる十三湖ではありますが、その中でも良質の砂場で生育した3年物以上のシジミを使用したのが、和歌山のシジミラーメンの特徴です。
写真は、民宿和歌山の裏手にあるシジミの入荷場です。十三湖から水揚げされたシジミが次々運び込まれ、厳しい十三湖シジミブランドの検査にかけられます。
一番大きな貝は、5年以上生育した物だそうです。でかい!!
このなかでも和歌山ご主人がこれと思ったものだけをセリ落とし、和歌山のラーメンに使用しております。
大きさは中くらいでも、今では青森県であまり出回らなくなった大きさのシジミを使用した
"シジミラーメン"が750円(税込)。
大ぶり4年以上成育したシジミだけを使用した"特製シジミラーメン"は1,000円(税込)。
美味しいスープとそれを絡む麺、プリプッリのシジミの身。
是非、十三湖にお越しの際はご堪能ください。
民宿「和歌山」さんの位置です。
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