魅力No.1411


陶芸教室 こねこねくるくるたのしいな♪        (三沢市)

陶芸。その奥ゆかしい響き。。。ただのくろい土の中から産み出される、しかしながら、生活に密着した、圧倒的なその存在感。

今回は、そんな 憧れの、素晴しい陶芸の世界が、なんと!たったの1キロ500円の土を購入するだけで、製作が出来るということで、三沢市の小川原湖のすぐそば、「市民が老後の生きがいを求め、その生活を豊かなものとすることを目的とした施設、<生がいセンター>」にて、体験取材をして参りました!!

ひも つくり>・・・まずは、良く練って、空気を抜いた 粘土の固まりから、両手でねじるような気持ちで、粘土を拳の半分ほど取り出し、ロクロの中心に置きます。上から押さえつけ、茶碗の高台になる様にします。(厚さ 最低でも 1センチ)

ハンバーグを最後にバシンバシンと空気抜きする要領で、粘土もバシンバシンします。

中に空気が入っていると捏ね直しで、ひび割れの原因になるからだそうです。

周りの余分な粘土を取り除き、高台をつくります。土台となる、大事なものです。

人差し指ほどの太さの粘土のひもをつくり、自分の作りたい高さまで積んでいきます。その間は、中に空気が入らないように気を付けます。

指で伸ばしながら、厚さを整えていき、厚さが決まったら、口の部分を弓といわれる、糸のカッターで切り、整えます。

いよいよ、ロクロを手で回し、水を少し付けて、粘土を優しく伸ばしていきます、この時に水を付け過ぎないようにするのが、ポイントだそうです。粘土から、食器が産み出される 瞬間です。

形が整ったら、水で濡らした皮で、表面を仕上げます。飲み口が、滑らかになります。

出来たての作品を動かす時は、指をピースサインにして、挟み込むように持つと、作品を壊さずに済みます。

『陶芸は、年数ではなく、作った回数で上達していくんですよ。』

そう おっしゃりながら、先生は、いとも簡単に形づくりをされていきます。

手に吸いつくように土が伸びていくには、どれ位、ロクロを回転させて、土と会話していけばよいのだろう?と、不思議な気持ちで、先生の手と、粘土を眺めていました。

<匠>の領域の方々は、言葉がどんどんシンプルに、しかしながら、重みを益して、刻々と円熟されていくのではないかしら、と、感動しました。。。

淡い冬の日差しに照らされて、素焼きされた元・粘土たちは、新しい命を吹き込まれて、本焼きされるのを夢に見ながら、眠りについています。。。

まるで 飾られる日を 楽しみにしているようです。。。

(追伸:一番上の作品は、ワタクシの作品です♡ と、いっても、殆ど先生に作ってもらいましたが(・_・;)。。。)

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