魅力No.1056


癒し、癒され。

平成22年11月26日~11月28日 「百八つのお地蔵さん ~煩悩を救う~」
三沢市公会堂エントランスホールにて、陶器のお地蔵さんを作っていらっしゃる、藤嶋 輝昌さんの個展が開かれました。

こちらが作者の藤嶋 輝昌さん。
今回の個展は、周りの方々のご協力で開催されたそうです。
私は、隣に写っていらっしゃる、笑いプロデューサーの西澤さんのご紹介でお会いすることができました。
⇒ほほえみの力

こちらのお地蔵さんはすべて陶器で作られています。

3年前より趣味で陶芸を始められ、初めはお皿などを作っては、余った土でお地蔵さんを作り始めたそうです。そして、陶芸教室のたび、1体は必ず作り、そして少しづつ作り続け、約2年で108体のお地蔵さんが出来上がりました。
伺った28日にも新作をお持ちになっていました。

心を込めて作ります。

心の迷いなどがあり、4年ほど前から座禅をしているそうです。
⇒脳内デフラグ(最適化)in Oirase Town

座禅を通して、仏教に興味を持ち、そこから今日のお地蔵さん作りへつながっています。
お地蔵さんを作っているときは、「無心」であり、
心が落ち着き、身も心も洗われるように感じるそうです。

亡き方への供養の意味もあるかもしれません、、、と語る藤嶋さんに、私は、ご自身のため、そして大切な方のために、とても深く心を込めて作っていらっしゃる、と感じました。

優しい笑みに癒されます。

藤嶋さんのお地蔵さんは、とても優しいお顔をされていて、訪れた者を温かく見守ってくれるように感じます。頭の形がまんまるで、と~ってもかわいらしいです。頭や顔部分は特に心を込めて作るそうです。

同じ顔がひとつとしてないお地蔵さんですが、どれも藤嶋さんによく似ているような気がします。また大切な方のお顔なのかもしれません。
ずっとこの空間にいたいくらい、私もとっても癒されました。

想いのままに、、、

陶芸のお地蔵さんのほかに、このような仏画も創作されています。
どのように創作活動されているか伺ったら、ふっとイメージが浮かび、いきおいで描いているそうです。

まるで導かれているかのよう。
仏画に書かれている文字は、とても心に響き、そしてなごみます。

どんな瞬間がうれしいですか?

みなさんに喜んでもらえれば、、、という気持ちで作っているので、
癒される、ホッとする、と言ってもらえることがなによりもうれしい。

お地蔵さんを作り続け、どういう展開になっていくかわからないけれど、
枠にとらわれず思いのままに創作活動をしていきたい、とおっしゃっていました。

しっかり藤嶋さんの想いは届き、今回の個展で多くの方を癒されたのではないでしょうか。
これからも私たちにステキな癒しを届けていただきたいと願います。
ありがとうございました。

ブログ:お地蔵さんの独り言

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