毎日笑っていますか?ほほえんでいますか?
“笑い”や“ほほえみ”は、とても強いパワーを持っています。
・人を幸せにする
・笑うと痛みも忘れてしまう
などなど日常のことから、
・血圧や血糖が安定
・がん細胞を抑制するNK細胞活性化
など、治療と笑をコラボすることで、治療効果のUPがあるといわれています。
実際に科学的根拠があり、“笑い”や“ほほえみ”はとてもいいことなのです。
今回は、「青い森のほほえみプロデュース」の笑いプロデューサーのひとり、西澤優美子さんをご紹介します。
西澤さんは、県内の「笑いプロデューサー」たちと一緒に、各地で開催される「ほほえみ講習会」のボランティアとして活動しています。「笑いプロデューサー」には、事業のはじまった翌年の平成20年に認定されました。
みんなのとびきり笑顔に会いたくて。
ほほえみ講習会に参加してくださった方が、みんな笑顔で帰ってくれる、ただそれだけで活動への活力になり、また明日も頑張ろう!という気持ちになる、という西澤さん。
講習会に出た方からは、ほほえみの大事さに気付いたコメントが多数寄せられ、あぁ本当に続けていてよかった、と心から感謝の気持ちでいっぱいになるそうです。
多い時で週に3回。他に仕事をしているのに、このパワーはどこから?
「ほほえみ」の力なのかな?と感じています。
と、ここで、、、
「青い森のほほえみプロデュース」とは?
青森県では、平成19年度に『ほほえみあふれる、あたたかく、元気な青森県』をスローガンに、「ほほえみ」と「笑い」の力であたたかく、子育てしやすい地域にしたいという取組がスタートしました。
そこで、この「ほほえみ」と「笑い」を県民に伝える「笑いプロデューサー」が養成され、県内各地でほほえみの大切さを伝えています。
ほほえみ講習会を受講すると「ほほえみプロデューサー」として認定されます。
つい先日、27,500人目のほほえみプロデューサーが誕生し、今も続々とその数を増やしています。
講習会の中で伝えられる「ほほえみ太陽メッセージ7カ条」は、青森県が高柳和江先生(東京医療保健大学教授・笑医塾塾長)に依頼し完成したものだそうです。
どれも大切なもので、知っていると生活が楽しくなります。
県の事業としては期限2年間の事業でしたが、「この事業をなくさないでほしい」という県民の声により、現在は、「青い森のほほえみプロデュース推進協会」が設立し、活動はボランティアで行われています。この活動は、国内では初の試みで、他県からも注目されている青森県発の事業です。
では、どんな講習会なの?気になるところです。その一部をご紹介します。
みんな自然と笑顔になる
ほほえみ講習会では、「ほほえみ太陽メッセージ7カ条」をワークや寸劇で伝えます。
その中に、
まず、自分のいいところを思い浮かべ
次に、二人ペアになって、お互いのステキなところを褒めあうワークがあります。
普段、面と向かって具体的に褒められる場面ってなかなかありませんよね?
だから、褒められると、はずかしい気持ち。。。
だけど、と~ってもうれしい気持ち。
意外な自分を褒められたりすると、ますますうれしくなり、時にはうるうるきてしまったり。。。
そして、褒めてもらったら、日常ではあまりありえない返事をするのです。
その言葉は「そのとおり!!」。
かなり恥ずかしいのだけど、なぜだか不思議と力と自信がついて、カラダが温かくなります。同時にココロも温かくなってきます。
いいところをみつけて、いいところを言ってあげよう
ほほえみ太陽メッセージに共通するのは、「いいところをみつけて、いいところを言う」こと。
たとえば、お母さんであれば、子どもが悪いことをしたら頭ごなしに怒ってしまいがちですが、そこをぐっと我慢。怒っている場面でも、悲しい場面でも、どんな場面でも、相手の気持ちを思うことで、お互いに気持ちが温かくなり、笑顔になれます。
そして大事なのは、自分を好きになることから。
自分を好きになることで、自信がつき、自然と笑顔になってきます。
ほほえみの力が伝わる
「ぼくは心があったかくなりました」(小学校低学年)
「今日のことは一生忘れません」(89歳女性)
「昔、若い時に自分を好きだと言ってくれた方がいました。その方に私のどこが好きか尋ねると『あなたの笑顔が大好きです!!』と言われたことを、この講習を受けて思い出しました。忘れていた笑顔をこれから心がけます」
受講者からは、このような温かいコメントが寄せられます。
西澤さんは、ほほえみ講習会を開催することで、行くたびにいい出来事に出会える、色々な方々に出会えることが一番の喜びと語ります。実際に、西澤さんがほほえみに出会って、生活がどんどん変わっていったそうです。
そして、ここで「よかった」と思った方から、次の方が「よかった」へ。。。“つながる講習”にしたい、というほほえみ講習会に向けての想いを伺いました。
このように、県内では多くの「笑いプロデューサー」が活躍しており、地域のメンバーと協力しあいながら、ほほえみの輪を広げる活動をしています。
県内各地で講習会が行われているので、ぜひあなたも「ほほえみプロデューサー」となり「笑い」を地域へ届けてください。
詳しくは⇒青い森のほほえみプロデュース推進協会へ
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