~寒立馬(かんだちめ)の大移動~
寒立馬、青森では有名ですが、冬になると寒立馬たちは移動を開始します。
寒立馬(かんだちめ)は、基本的に放牧されている馬で、飼い主はいるのですが放牧されているために観光道路などを歩いていることもよくあります。寒立馬とその生息地は青森県の天然記念物にも指定されています。昔は「野放馬」と呼ばれたが、昭和45年(1970年)に尻屋小中学校の岩佐勉校長が年頭の書き初め会で、「東雲に勇みいななく寒立馬 筑紫が原の嵐ものかは」と詠んで以来、「寒立馬」と呼ぶようになりました。~一部Wikipedia参照~
その移動風景に遭遇できました。
冬になると越冬放牧地「アカタ」地区に移動して、草をはんでいます。北里大学では寒立馬の研究に携わったことがある人がいてそのままそこに残ったという話があるくらい、非常に魅力的な馬です。
4月になると、尻屋の灯台の下、青い海・青い空と白い灯台に放牧された馬の光景がまた戻ってきますが、それまでは移動したアタカで冬を過ごします。
この時は一般道で車を走らせている最中で偶然移動している寒立馬を発見したのですが、目撃した時の感動はそれはもう素晴らしいものです。寒立馬は非常に人懐っこい馬で、そのフォルムとは対照的に穏やかな印象でした。
夏と冬の光景はまた違ったものがあります。ぜひ皆様も尻屋崎に癒しの旅に出かけてみることをお薦めします。
厳冬の尻屋崎にもぜひおいでください。
尻屋崎
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