魅力No.1431


冬の味覚!寒干しだいこん

<生活の知恵保存食>
昔に学ぶ野菜の保存法
~寒干し大根編~

 この光景、軒下にぶら下がるノスタルジックと私は読んでいます。

 昔と変わらない寒干し大根、日なたくさい特有の甘味と、シャギッとするあの食感がたまらないですね。だし汁や旨み汁を浸みこませ上手な「寒干し大根」。歯ごたえとともに溢れ出る 浸みこんだ旨み味。特有の甘みと旨みが料理の味を一層引き立たせてくれます。

花より団子の私は、懐かしむより食べる方向へ向かいます!
たっぷりの水でも戻した「切り干し大根」

 冷蔵庫にあるものだけで作った煮物ですが、「寒干し大根」の旨みが素晴らしいので、本日もおいしく出来ました!
 <材料>
     寒干し大根、ニンジン、さつま揚げ、豚肉、出し昆布を用意!
        (他に、油揚げ、こんにゃく、ちくわなどでもOK!)

 ①戻した寒干し大根は、ぬるま湯で軽く洗う。一口大に切る。
 ②野菜昆布は、食べやすい大きさに切っておく。
 ②醤油、酒、みりん、砂糖少し加えたダシ汁に①の一口大に切った寒干し大根と②の野菜を入れてクタッとするまで煮る。                   

<完成>

おでんの大根とは、一味違うこの食感。
 この時期は、道の駅に時々お目見えするので 見かけたら買占めに入るくらい個人的に大好きです。
 裏メニュー
 
キムチ味バージョンや豚肉をホルモンにチェンジバージョンがあります!
どれも、身体があったまり 顔もほころんで、笑顔になるメニューなんですよ。

 祖母が居たころは、当たり前のように冬食べられたのに、今では争奪戦のように道の駅で探しては購入。「せちがない世の中になりましたね~!」
 な~んて、つぶやき 「今でも農家の方のお家にはぶら下がってるんだろうな~。」「いいな~。」
 農耕民族の日本人はもっと、食を見直さなきゃだめですね。

 スーパーに行けば、何でも揃う今の時代、旬を感じる事が贅沢な時代!

貴重な「寒干し大根!冬の風物詩」

 昔の知恵は、旬を崩すことなく 青森県のしばれる寒さをも活用した保存法で、食糧を確保していたり、はたまたそれが栄養上ビタミンが増していたりとお手柄なことばかりです!

 知って損なし、なら知るべきな田舎の味 大好きです。

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