「祝!貫通」
めでたく貫通したこのトンネルは、東北町(旧上北町)と十和田市の三本木原大地を地下で結ぶトンネル 「上北トンネル」です。
~今回は新幹線振り返り企画です~
この写真は、貫通記念に新幹線工事に伴い土地を提供して下さった方や貸して下さった地権者の方々や工事関係者に配られたものです。
ガラスの中に収まっている石はが記念の石「貫通石」です。
紙面にも書いてある通り、安産石として珍重されているらしく 現場の所長さんが自ら拾い上げた石を今回業者の方に依頼し、キューブの中に入れ込んでもらったと言うものです。
振る舞われた 「升酒とお土産の貫通石」どちらも一生に一度の経験で本当に記念になりました。そうなんです、この貫通石と升は、私の私物なんです。
青森県で、一番最後に貫通したトンネルだ言うことで、当日はTVも取材に来て とても忙しかったのを覚えています。所長さんの手積みの貫通石は数量限定!(確か200個)
JR八戸駅から新青森駅を結ぶ路線には、24本のトンネルが施工されました。ほとんどが地下に潜っている路線なので、走行しているところを見られるところは非常に少ないと思います。その見えないところを、何年と言う月日をかけて作ってきたのが県内の土木事業関係者の方々です!
平成22年の開業を目指しながら、さまざまなドラマを乗り越えながらの全線開通です。八戸-新青森間の工事は崩落事故等など、途中 幾多の困難に悩まされましたが、無事に工期を守ることが出来て工事竣工できました。
安全に確実に人を運搬するのが新幹線の役目です。
地下を走ることで、厳しい冬でもダイヤをあまり乱さずに走行可能なんですね。優れた設計と優れた技術が融合し、青い森の自然を壊さないように、景観を崩さないそようにと地下に張り巡らされたトンネル達。
そんな昭和と平成の一大イベントだった、東北新幹線 全線開通「祝!開通」
失われていない事に感謝し、与えてもらった事の大きさを理解して今度は、それを活用する術を青森県のみんなで考えて、県民による・県民のためのパワーを終結させましょう!
そして そのパワーが目標を貫通する日をイメージして邁進しましょう!
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