魅力No.1518


IWAKI~癒~

IWAKIを楽しむ5つの方法

岩木山麓の最高の癒し

 

400年守られた「嶽温泉」

岩木山
岩木へ続く国道3号線を登っていくと岩木山の麓に昔ながらの湯治場の風情を色濃く残す温泉街が見えてきます。これが嶽温泉です。
嶽温泉が出来たきっかけは、江戸時代初期、百沢村のきこり、野呂長五郎が岩木のシトギ森(柴柄沢の出口あたり)に薪切りに行き、昼飯の包みを切り株に置いて、仕事をしているところ、一匹のキツネが飯包みをくわえて逃げていくのに気づき、それを追いかけようやく追いつきそうになったとき、キツネは包みを雪穴に落として逃げ去り、長五郎が雪穴に降りてみると、そこだけに雪がなく湯気が立ちのぼって温泉が沸いていたそうです。これが今の湯の沢(嶽温泉)。そして長五郎はそこに笹小屋をかけ誰でも入浴できるようにしたのが嶽温泉のはじまりであり、その後四代津軽藩主信正の時代に開湯され、藩の保護のもとに400年という永い歴史をもつ温泉なのです。

3人の女将が出迎える「田澤旅館」嶽きみ嶽温泉街の旅館は円のように連なっており、夏から秋にかけて旅館前で青森ブランド「嶽きみ」が売られており観光客や地元民で賑わいを見せます。

田澤旅館
その中にひと際歴史を感じる「田澤旅館」があります。

田澤旅館では、3人の女将さんが旅館を切り盛りしています。
田澤旅館
一人目は旅館前で嶽きみを売っている田澤旅館7代目、田澤和子さん。
二人目は旅館玄関横の田澤食堂でお店を切り盛りしている8代目田澤裕美子さん。

田澤旅館
最後に現在田澤旅館を継ぎ田澤旅館の美人女将9代目田澤明子さんと息子さんが温かい笑顔でお出迎えてくれます。

田澤旅館

この女性3人で守っている田澤旅館の歴史は長く、江戸末期からはじまり今にいたります。明治22年に嶽温泉にある旅館の見取り吊図を見ても残っているのは田澤旅館を含めた3,4軒しか残っていません。

田澤旅館
そんな長い歴史を持つこの旅館の温泉は、混浴の内湯1つのみで、仕切りの内側に男女共に各1つ小さな浴槽があります。混浴の内湯は中央に打たせ湯のように湯を豪快に入れている四角い浴槽で、コンクリートの浴槽に白い硫黄華が付き白い床と浴槽になっています。
泉質は硫化水素性・含ミョウバン・緑バン・酸性塩化土類泉(緊張低張性高温泉)で硫黄の匂いが濃く、効能は真菌症(水虫)・慢性膿皮症・慢性湿疹および苔瘍・糖尿病・リウマチ性疾患・トリコモナス膣炎、難治性漬などに聞くと言われているそうです。

田澤旅館
客室は、どの部屋も料金は一律7,000円(2食付き)。大間広「大神龍」は一番広いお部屋になっており、学生の合宿などにも頻繁に使われています。

田澤旅館
二階にあるお部屋は全部で6部屋あり、窓からは真近で岩木山を眺めることが出来ます。

 

IWAKIを楽しむ岩木山
岩木を登り、肌で自然の四季折々を感じながら、途中で甘い嶽きみを味わう。
そして疲れた体を古き良き伝統があるこの田澤旅館と嶽温泉で癒し、最後に岩木で捕れた旬の食材を使った夕食でお腹と心を満たす。
これが岩木を味わうということなのではないでしょうか。

田澤旅館情報
・客室/6室
・宿泊料金/7,000円~
・外来入浴時間/AM7:00~PM8:00
・入浴料金/350円
お問い合わせ
・住所/青森県弘前市大字常盤野字湯の沢10

青森県弘前市大字常盤野湯の沢

・TEL/0172-83-2752

・駐車場/8台 無料

この記事は、2010年10月頃ゆ~みん&akkiy取材のもと作られたものです。

こちらから魅力にコメントができます。