魅力No.1829


それゆけ、路地裏探偵団 ~弘前の「裏側」を探索せよ!~前編


青森県内各地には、個性的な観光ボランティア団体さんが数多く存在します。
当サイト「青森の魅力」でも、これまでに奥入瀬観光ボランティアさんや、市民ガイド八戸協会さんの活動が取り上げられております。
その中でもとりわけ異色を誇るのが、弘前市を拠点に活動する観光ボランティア団体、その名も「弘前路地裏探偵団」。

弘前路地裏探偵団は、その名の通り、普通の観光ボランティア団体では決して案内しないような路地裏にこそ、弘前という街の魅力が隠されている、という考えのもと、有志十数名が街歩きガイドをつとめています。
2011年7月2日からは、毎週土曜日(24:30~24:45)ABA青森朝日放送にてテレビ番組『路地裏探偵団がゆく!』がスタート。ディープな弘前街歩き情報を楽しむことができます。

今回は、そんな路地裏探偵団の街歩きツアーに密着取材し、その活動内容を、弘前の路地裏模様とともにレポートいたします。

路地裏探偵団は、毎週金曜日17時半~19時にかけて開催されます。参加料金は1名1000円。事前予約は、なんと不要! 当日直前の飛び入り参加も可能なのです。
出発地点は、弘前市土手町商店街の中心にたたずむ、弘前市まちなか情報センター

今回の案内人は、路地裏探偵団団長の鹿田智嵩(しかだともかさ)さん。『路地裏探偵団がゆく!』のオープニングでもおなじみ、弘前のことならなんでも知ってる、ナゾの人物です。

定刻となり、今回のツアー参加者であるAさん(仮名、神奈川県から来訪)が姿を見せ、団長からAさんに探偵団手帳が手渡されました。

この手帳には、怪人20面相からの挑戦状が書かれています。街歩きを通じて、20面相からの挑戦を解くことが、参加者の使命のひとつでもあります!
※挑戦の内容については、ヒミツです。ぜひ皆さん、実際に参加してお確かめを!

さあ、いよいよ探偵団の活動開始! 夕暮れ色に染まりつつある土手町界隈へと、Aさんを伴って団長は歩き出します。

最初に行きついた先は、弘前中央食品市場



長年、弘前市民に親しまれてきたこの市場。往時の土手町の様子を伝える写真が飾られていたり、ねぷた制作をしている人がいたりして、Aさんの目を楽しませている様子。


ちょっとカオスなこの市場を後にして、探偵団はさらに活動を続けます。

「こんな狭い道なのに、一方通行ではなくて、両側通行なんですよ」と団長。驚くAさん。
さらに団長は、近くの雑貨屋さんにAさんを案内。Aさんは興味津々で、5分~10分ほどお店の中をのぞいていました。

すっかり満足して雑貨屋から出てきたAさんを伴い、団長は再び土手町商店街へと舞い戻り、ルネスアベニューの中を突っ切ります。


そして抜け出た先は、弘南鉄道大鰐線の始発駅である、中央弘前駅前!


駅を覗くAさん。
「弘南鉄道を走る電車は、東急東横線の古い車両なんですよ。神奈川の方ならなじみ深いでしょうね。つり革には、渋谷東急百貨店(渋谷109)のロゴがそのまま残ってるんですよ」
団長の解説を聞いて驚くAさんでした。

中央弘前駅を後にし、二人はさらに移動。


山道町の弘前昇天教会のわきを通り過ぎ、二人がやがて行きついたのは……。


吉野町緑地と、吉井酒造煉瓦倉庫
向こうには、最勝院五重塔も見えます。

2006年に開催された、奈良美智+graf「A to Z」展を記念して設置されたメモリアルドッグが、Aさんをお出迎え。


周囲には観光客がいっぱい。
「最近は東京から、芸能人もお忍びで見に来てるんですよ」と団長。

吉野町緑地をあとにした二人。このまま、鍛冶町方面に向かうのかと思いきや……

右折して、土淵川に沿って進み始めます。


そして見えてきたのは、さっきあとにしたばかりの、中央弘前駅とルネスアベニュー。
「びっくりするでしょう? ここまでこれだけいろいろ歩いたのに、地図上では実際は、ほとんど同じ位置にいるんですよ。弘前の街が、どれだけ路地を通じてつながりあっているか、お分りいただけたでしょうか?」
そんな団長の解説に、ただただ感心するばかりのAさんでした。

この後、団長は中三弘前店を目指して、さらにAさんの案内を続けます。

というわけで、前編はこれにて終了。果たして後編では、どんなところに行きつくのか?
どうぞお楽しみに!

最後に、今回紹介されたスポットと関係する「青森の魅力」掲載記事を一部、ご紹介!

魅力No.904 弘前市まちなか情報センター

魅力No.529 ( ゜∀゜)<< 大学いもの季節だよ~!

魅力No.910 本当は誰にも教えたくないお店@HAPPY クロス

魅力No.1164 弘前昇天教会~弘前エレクトリカルファンタジー~

魅力No.1249 森トイ・プロジェクト~もういちど、木のおもちゃを考えよう~

魅力No.62 そうだ、弘前行こう


青森県内各地には、個性的な観光ボランティア団体さんが数多く存在します。
当サイト「青森の魅力」でも、これまでに奥入瀬観光ボランティアさんや、市民ガイド八戸協会さんの活動が取り上げられております。
その中でもとりわけ異色を誇るのが、弘前市を拠点に活動する観光ボランティア団体、その名も「弘前路地裏探偵団」。

弘前路地裏探偵団は、その名の通り、普通の観光ボランティア団体では決して案内しないような路地裏にこそ、弘前という街の魅力が隠されている、という考えのもと、有志十数名が街歩きガイドをつとめています。
2011年7月2日からは、毎週土曜日(24:30~24:45)ABA青森朝日放送にてテレビ番組『路地裏探偵団がゆく!』がスタート。ディープな弘前街歩き情報を楽しむことができます。

今回は、そんな路地裏探偵団の街歩きツアーに密着取材し、その活動内容を、弘前の路地裏模様とともにレポートいたします。

路地裏探偵団は、毎週金曜日17時半~19時にかけて開催されます。参加料金は1名1000円。事前予約は、なんと不要! 当日直前の飛び入り参加も可能なのです。
出発地点は、弘前市土手町商店街の中心にたたずむ、弘前市まちなか情報センター

今回の案内人は、路地裏探偵団団長の鹿田智嵩(しかだともかさ)さん。『路地裏探偵団がゆく!』のオープニングでもおなじみ、弘前のことならなんでも知ってる、ナゾの探偵団団長です。

定刻となり、今回のツアー参加者であるAさん(仮名、神奈川県から来訪)が姿を見せ、団長からAさんに探偵団手帳が手渡されました。

この手帳には、怪人20面相からの挑戦状が書かれています。街歩きを通じて、20面相からの挑戦を解くことが、参加者の使命のひとつでもあります!
※挑戦の内容については、ヒミツです。ぜひ皆さん、実際に参加してお確かめを!

さあ、いよいよ探偵団の活動開始! 夕暮れ色に染まりつつある土手町界隈へと、Aさんを伴って団長は歩き出します。

最初に行きついた先は、弘前中央食品市場



長年、弘前市民に親しまれてきたこの市場。往時の土手町の様子を伝える写真が飾られていたり、ねぷた制作をしている人がいたりして、Aさんの目を楽しませている様子。


ちょっとカオスなこの市場を後にして、探偵団はさらに活動を続けます。

「こんな狭い道なのに、一方通行ではなくて、両側通行なんですよ」と団長。驚くAさん。
さらに団長は、近くの雑貨屋さんにAさんを案内。Aさんは興味津々で、5分~10分ほどお店の中をのぞいていました。

すっかり満足して雑貨屋から出てきたAさんを伴い、団長は再び土手町商店街へと舞い戻り、ルネスアベニューの中を突っ切ります。


そして抜け出た先は、弘南鉄道大鰐線の始発駅である、中央弘前駅前!


駅を覗くAさん。
「弘南鉄道を走る電車は、東急東横線の古い車両なんですよ。神奈川の方ならなじみ深いでしょうね。つり革には、渋谷東急百貨店(渋谷109)のロゴがそのまま残ってるんですよ」
団長の解説を聞いて驚くAさんでした。

中央弘前駅を後にし、二人はさらに移動。


山道町の弘前昇天教会の前を通り過ぎ、二人がやがて行きついたのは……。


吉野町緑地と、吉井酒造煉瓦倉庫
向こうには、最勝院五重塔も見えます。

2006年に開催された、奈良美智+graf「A to Z」展を記念して設置されたメモリアルドッグが、Aさんをお出迎え。


周囲には観光客がいっぱい。
「最近は東京から、芸能人もお忍びで見に来てるんですよ」と団長。

吉野町緑地をあとにした二人。このまま、鍛冶町方面に向かうのかと思いきや……

右折して、土淵川に沿って進み始めます。


そして見えてきたのは、さっきあとにしたばかりの、中央弘前駅とルネスアベニュー。
「びっくりするでしょう? ここまでこれだけいろいろ歩いたのに、地図上では実際は、ほとんど同じ位置にいるんですよ。弘前の街が、どれだけ路地を通じてつながりあっているか、お分りいただけたでしょうか?」
そんな団長の解説に、ただただ感心するばかりのAさんでした。

この後、団長は中三弘前店を目指して、さらにAさんの案内を続けます。

というわけで、前編はこれにて終了。果たして後編では、どんなところに行きつくのか?
どうぞお楽しみに!

最後に、今回紹介されたスポットと関係する「青森の魅力」掲載記事を一部、ご紹介!

魅力No.904 弘前市まちなか情報センター

魅力No.529 ( ゜∀゜)<< 大学いもの季節だよ~!

魅力No.910 本当は誰にも教えたくないお店@HAPPY クロス

魅力No.1164 弘前昇天教会~弘前エレクトリカルファンタジー~

魅力No.1249 森トイ・プロジェクト~もういちど、木のおもちゃを考えよう~

魅力No.62 そうだ、弘前行こう

コメント一覧

こちらから魅力にコメントができます。

CAPTCHA