今日和、new_rockです(^ω^)ノ
今回は、中泊町にありますこちらの……
第十四番札所
弘誓寺観音堂
(ぐせいじかんのんどう)
をご紹介致します。
さて、中泊に入り家々が並ぶ中、こんもりとした山があります。この山の名前が『胡桃谷山』と言うそうです。今回目指す【十四番札所】もこの山の中に!!……むしろ丘って言った方が適切なのかな…(@@;)??
三十三観音を巡っていて気付いた事が1つ。街中・市街・まぁ色々ですが、家や建物しか無いであろう風景に、ポツンと林があったり、山や丘があったりすると……大抵何かしらの神社・お社・お堂がありますね。それがわかってきたので、慣れない土地でも緑が見えればとりあえず行ってみるべ!!………結果、観音様大正解!!!が多々ありました。昔の人々は自然を大事にし、祀ってきた証なんだろうなぁとも思うわけです。
とりあえず、車を駐車し『胡桃谷山』を目指します……って言っても、すぐ目の前なんですが(笑)
胡桃谷山の麓に小さな公園と、山を登る為の階段入り口があり、その下が駐車場となっていました。
こんな感じですね。
さて、数々の札所を巡ってきましたが……今回も長い階段が見えて参りました。ですが、難所との死闘・場数を踏んだnew_rockは飛ぶ鳥の如く……なんて冗談でも言えません(笑)
まぁ、ゆっくり景色を見ながらのんびり上がって行きました、走ったりなんかしていません……していたのは我が家の犬だけです。※階段だけで、境内には入れていません。
この階段の途中には、胡桃谷山の中腹あたりでしょうか?胡桃谷山を一周出来る参道があり、そこには三十三の観音様の石仏が並んでいました。まっすぐ伸びる階段と途中で左右に道が舗装されているのがわかる…かな(笑)
左の写真:階段登り進行方向左側の道ですね。胡桃谷山をぐるっと一周するわけです。
右の写真:階段登り進行方向右側の道です。石仏が見えますね!こちら側だと、街並みや景観が楽しめますよ!
無事境内に辿り着きました。
松や何かの古木で覆われ、マイナスイオン空間でした(笑)この頂上から、岩木山・十三湖・日本海が見えますよ!!観音様に無事お参りをして、お次はご朱印です。この観音堂は無人なので、押してもらう場所が違います。今回は、胡桃谷山の裏を下り民家で押してもらいました。
ちゃんと親切に、この先だよって教えてくれていますよ(笑)
ただ、階段とは違い軽く下山な気分にはなりますので、年輩の方は階段を降りて下でぐるっと回って、平地をお進みくださいね(笑)結構部分によっては……傾斜があります(-_-;)
弘誓寺の歴史
尾別川上流の飛瀑のある霊地・解脱院でしたが、慶安2年…今から約363年前「胡桃館」と呼ばれるこの土地に移遷し、観音堂が再建されたとの事。江戸時代には飛竜宮に改称するも、明治には悪法の神仏分離により『新明宮』となり、ご本尊は弘前にある最勝院(五重塔がある所ですね!!)に移遷されたそうな。やがて、僧:海野戒淳が最勝院よりご本尊を取戻し、明治34年旧地に観音堂を再建、ご本尊を奉安したそうです。そして、名を円海と改め、昭和28年に念願の解脱院弘誓寺を創建したそうです。今回訪れた所ですね!
円海という僧の尽力と、地元住民の努力が無ければ……この弘誓寺観音堂は無かったかもしれませんね。
最後にご詠歌
万代を 祈り祈りて いまここに 千手の誓い たのもしのみや
ではでは、次回15番札所でお会い致しましょう!!
1:久渡寺(上・中・下) 2:多賀神社 3:聞求寺 4:南貞院 5:十腰内観音堂
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