魅力No.1674


今泉観音堂は十三湖の目と鼻の先(第16番札所)

コンニチハ!!(゜Д゜*)(。_。*)ヘ゜コリ new_rockです!

今回ご紹介するのは、十三湖の近く!こちらの……

第16番札所

今泉観音堂

(いまいずみかんのんどう)

 

興国元年(1340)……今から671年前に襲来した大津波で多数の犠牲者を出し、その菩提を弔うために、当時の為政者である【安東氏】が唐崎山に地蔵堂を建立したそうです。イタコ(巫女)の口寄せで知られる『川倉・地蔵尊』の前身と伝えられているそうです。その後、享保の頃に『地蔵堂』は川倉へ移りましたが、今から342年前の寛文九年(1669)

に創建されたと伝えられている『今泉観音堂』は明治維新まで、この地にあったとされています。

明治維新と聞いてピンと来る方もいると思いますが、今迄の三十三観音レポートでもよく出てくる『神仏分離令』!!やはりこの悪法の影響で、ご本尊の千手観音菩薩は弘前にある最勝院に移されました。

 

ですが、村人達の強い要望により、明治八年に今泉山麓の神明宮境内にお堂を建立し、ご本尊の千手観音菩薩を奉安したそうです。それから、昭和に入り三十八年にお堂を改築し、今日に至っています。

 

改築というわけでもないですが、丁度訪れた時に修繕なのか……冬に向けての補修なのか………若い宮大工?青年団?の方々が修繕していました。ご朱印の場所がわからなくて、屋根に登っていたお兄さんに聞いてみたんですが………やっぱりそこいらへんは知らないようです(笑)今回のご朱印も、民家で押印してもらいました。

 

今泉観音堂も小高い丘の様になっていまして、鬱蒼とした林の中に参道がありました。

その中をのんびり登って行きます。参道の途中には、他の札所と同じように三十三の観音石像がありました。でも、ここの石仏は頬被りをして出迎えてくれます。

林の中にはお堂がいくつかありました。頂上には神明宮社殿、そこから中腹辺りに不動堂、水神堂、山神堂、庚申堂、そして観音堂です。全て鍵がかかってなく、自由に中に入りお参り出来るようです。

そして、こちらの古木。残念ながら、こちらの木のデータはわかりませんでしたが、ここまで大きく聳え立つまでには何年かかるんでしょうかね。しっかし……神域に巨木・古木は本当に似合います。

 

この今泉観音堂に行く際に、折角だからと『十三湖』『地蔵尊(賽の河原)』にも立ち寄っています。

魅力No.1376 背筋ひんやり賽の河原とオマケの十三湖 

最後にご詠歌

  

昔より ありともしらぬ今泉 千手の神の しるしなるらん

    

沈む太陽を眺めながら、この日のお気楽弾丸巡礼ツアーは終了です! 

 

ではでは、次回『第17番札所』でお会い致しましょう♪

青森県北津軽郡中泊町大字今泉字唐崎103

1:久渡寺() 2:多賀神社 3:聞求寺 4:南貞院 5:十腰内観音堂 

6:湯舟観音堂 7:北浮田弘誓閣観音堂 8:日照田観音 9:見入山観音堂

10:円覚寺 11:下相野観音堂 12:蓮川観音堂 13:川倉芦野堂

14:弘誓寺観音堂 15:薄市観音堂

コメント一覧

  1. ウチも津軽三十三観音霊場巡礼したいとずっと思ってたんです!
    雪が解けたらあと追って巡礼開始する〜(*^^*)

    しゆうへい

    2011.03.09


    • ◆しゆうへいさん◆
      是非【津軽三十三観音霊場巡礼】してみて下さい♪
      きっと春は、私が行った頃とは違う表情を見せてくれると思います!
      後、観音堂には到達出来てもご朱印所がわからなかったりするので、一番札所や二番札所の境内で売っている【ガイドブック】をお勧めします(^_^;)
      私が極端に方向音痴っていうのもあるのですが(笑)

      new_rock

      2011.03.15


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