今、何かと注目されている農業。
消費者の「食」への関心や、家庭菜園ブーム、若い人の就農希望が増えたり、就農体験ツアーなどが組まれていて、農業に対するイメージは確実に良いものに変化しています。
そんな世間の流れがありますが、農業の現場では現状多くの問題を抱えています。
そこに立ち上がったのが『TAC』!!現在2名で稼働中!!
本日は、JAおいらせ TAC 赤沼さんにお話を伺うことができました。
Tとことん、A会って、Cコミュニケーション!!
JAおいらせは、平成13年4月に三沢市・六戸町の2JAの合併により誕生。
合併によるメリットがある反面、今まで近かった農協が少し遠くなったことで、農家さんが悩みを抱えてしまうことが少なくないそうです。
その悩みを直接聞いて、少しでも力になれたら、、、
ということで『TAC』は発足しました。
美味しい「食」の裏には問題が多いのです。。。
農家さんの悩みはさまざまですが、大きな悩みの一つが高齢化。
高齢化による、人出不足であったり、機械がハイテクになって、便利だけど複雑で使いこなせない、手をはさんで事故につながってしまったり、、、。
また、農家をやりたいけれど、投資できない、農地がない等、就農にも問題はつきない。農地に関しても、色々な問題があって借りれなかったり、面積を増やしたいと思ってもなかなかうまくいかなかったり、、、。
聞けばどんどん出てくる農家さんの問題&実情。
そんな農家さんに正面から赤沼さんは向き合っています。
農協×農家さんのパイプ役になる
赤沼さんの目指すところは、農家さんの生活が向上できるように、農協⇔農家さんのパイプ役となること。
今の世間の感覚についていかなければならない。実際、農業ブームだとしても、農家さんサイドではまだまだ昔の名残があり、新しい風を吹かせるのは難しい現状があることを伺いました。
農業=つらい、汚いのイメージはつきものですが、それだったら、人が来るには何ができるのか、汚いのだったら、キレイにするにはどうすればいいのか、、、
さまざまな提案を農家から考え出さなければならない、とおっしゃっていました。
未来につなぐ☆TAC!!
常に前向きで「やりがいだらけ!!」とおっしゃる赤沼さん。
アイディア満載で、農業を愛する気持ちはとても熱いです!!
多々大変なことがあると思いますが、ぜひひとつひとつ実現させていってほしいと思います。
私事ですが、埼玉から青森に来て、食べ物が本当に美味しい!!と実感しています。
青森では、ひとつひとつのクオリティが高く、こんなに身近で手軽に手に入るなんて贅沢の極み。
地元の人は、それが当たり前なために「贅沢」と気付いている人が少なく、もっともっと多くの方が地元の産物に目を向けてほしいなぁと思っています。
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