魅力No.341


お岩木山deサイギ~サイギ~初体験♪

岩木山お山参詣

重要無形民族文化財「お山参詣」

「岩木山」は安寿と厨子王の伝説で知られる、安寿姫が祀られています。
旧暦8月1日には「五穀豊穣」「家内安全」を祈願して
「お岩木山」に登拝する「お山参詣」という行事があります。

「お山参詣」は3日間行われるのですが、今回は二日目の、
一般の人も気軽に参加できる「レッツウォークお山参詣」
という行事に参加してきました。

今年は、9月8日が旧暦の8月1日になるので、
その前日、9月7日に「レッツウォークお山参詣」が行われました。

岩木山お山参詣当日は7:30 岩木庁舎集合!

服装は上下白(っぽいもの)
手渡された半纏を身に付け
赤いハチマキをしめて

腰に巻いている白い帯は、
後から御幣を支えるためのものです。

「お山参詣」はこのフサフサした
「御幣/ごへい」というものを掲げて歩きます。

岩木山お山参詣 出発
「御幣」は長い竹に、木を薄くカンナで削ったものが沢山縛られていて、
長さは「6尺」「9尺」「12尺」とあり、
若い私たちは(…!)一番長い「12尺」
を掲げて歩くことになりました!

1尺=約30センチなので
なんと約3メートル60センチ!
慣れるまでちょっとフラフラ…

先ほど巻いた白い帯にしっかりと竹を挿して!岩木山神社へ向かっていざ!出発です!!

岩木山お山参詣 行列 

 お山参詣の唱文

懺悔懺悔(サイギサイギ)
六根懺悔(ドッコイサイギ)
御山八代(オヤマサハツダイ)
金剛道者(コウゴウドウサ)
一々礼拝(イーツニナノハイ)
南無帰命頂礼(ナムキンミョウチョウライ)

岩木山お山参詣
▲地元岩木高校の生徒もお囃子で参加しています。

岩木山お山参詣
途中、大幡を掲げる場面があるので、絶好の見所ポイントになります。
この大幡は、重さが約60キロで、全長約8メートル以上はありそうです。

経験者の話によると、重要なのはバランス。いかに支点にいれるか!
掃除当番のホウキでバランスをとる、あれに似ているそうです。
 

とはいっても、風にあおられながら掲げるので相当の力が必要です!

岩木山お山参詣  岩木山お山参詣

途中かなり、風にあおられながらも、
だんだんと岩木山神社に近づいてきた!と思える
色鮮やかなのぼりが出迎えてくれます。

岩木山お山参詣

岩木山神社到着です。

「岩木庁舎」から約6キロ。途中休憩や、大幡を掲げたり
「岩木山神社」まで3時間くらい歩きました。
きもちいい汗と、ちょっとの疲労…の後は…?

  

ダバラ踊りでお帰りです。
“もつけ”になって踊れば疲れもふっとびます~


最後にマンジ札とお守りを頂き、
みんなでお昼ご飯のお弁当!

そして、翌日の早朝、「朔日山(ついたちやま)」と言って、
岩木山の山頂を目指して未明に出発
山頂付近でご来光に手を合わせて「お山参詣」は終了します。

次回は、この「朔日山」も体験したいです★

一緒に参加したRIKAさんチョコまいちゃんのレポートも見てね♪

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