2010年10月6日。映画「けの汁」の制作記者会見がつがる市市役所で行われました。
短編映画「けの汁」
「けの汁」は、つがる市の魅力を全国に伝え、開業後の「誘客」につなげることを意図して制作される約30分の短編映画です。「望郷」がテーマで、親子の絆や人と人との結び、故郷のありがたさなどがが描かれます。
撮影はつがる市で行われ、馬市まつりやりんご畑、田園風景、木造高校、ネブタなど、つがる市内の風物、名所が随所に盛り込まれています。
千村利光 監督「青森は第二の故郷」
7年くらい前に初めて青森を訪れたという監督。
監督デビューが青森だとか。
「お年寄りの方につがる市のいいところを聞いた時、印象に残った
“古い街並みがちゃんとのこってて人が暖かい”“隣近所がわかっている”
そういう映画を作りたい。」
「故郷を持たない人間の憧れ、
故郷から離れた人間の郷愁、
故郷に住み続けている人間が持つ地元への想い
いろんな「望郷」を表現できたらいいな、そんな感じで映画を作りたい」
とおっしゃっていました。
主演女優は元RABアナウンサー 小林あずさ さん
RAB青森放送で1998年~2003年までアナウンサーをしていた、小林あずささんです。
現在は女優として映画やテレビドラマ、CMなどで活躍されています。
神奈川県出身で、初めて一人暮らしをしたのが青森だということでした。
アナウンサー時代は言葉が解らず苦労したとか。
「今でも青森の友人たちと交流がある
素朴で温かい、それでも芯がある青森の人達が好き」
とおっしゃっていました。
市民参加型映画制作
すでに風景や祭りの撮影は市民ボランティアの協力で順調に進んでいます。
役者さんを入れての撮影は10月9日~11日の予定です。
詳しくはつがる市フィルムコミッション 映画「けの汁」情報をご参照ください。
撮影から完成まで、また完成した後も、ホームページやツイッターでリアルタイムに情報を発信していく予定だそうです。
公開は2011年3月の予定。
今から待ち遠しいです。
映画「けの汁」の主なキャスト
・三上寛(みかみ かん)/父親役
・石田 法嗣(いしだ ほうし)/父親の若い頃役
・浜丘麻矢(はまおか まや)/母親役
・小林あずさ(こばやし あずさ)/娘役
・天野浩成(あまの こうせい)/娘の婚約者役
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