道の駅　in　おがわら湖

～道の駅　「おがわら湖」　湖遊館～

県内外とわず注目を集めている道の駅。その青森独自の特色を全国に伝えていきます。第二回目となる今回は青森県で最も広い湖、おがわら湖に隣接した道の駅となる道の駅　「おがわら湖」　湖遊館です。

おがわら湖といえば入り口入ってすぐにお出迎えしてくれる、「小川原湖産大和しじみ」がまず非常に有名です。

しじみは水質によって種類が違い、淡水で育つ「真しじみ」と汽水湖で育つ「大和しじみ」があるんですが、こちら小川原湖は高瀬川の淡水と太平洋の海水が混ざった汽水湖になりますので、「大和しじみ」になります。

「大和しじみ」の特徴は実は大和しじみの方にだけオス・メスがあってメスは身が黒く卵が入り、オスは身が白く白子があるのが特徴なんです。採貝まで４年も費やし１５ミリ以上の大きさでないと彩貝できないこととなっていて、３Lのサイズになると９年もの時間と手間がかけられているものになります。なので、粒が非常に大きく美味しくなります。

そして道の駅の醍醐味といえばやはり、農家さんが作られた野菜です。

この日も非常に多くの種類が並んでいました。めずらしいといえば一度頂いたことがあったマコモタケとか、大根の種類も豊富にあり、枝付きのとうがらしなどもあって彩もあり、こちらにお立ち寄りの際には、その場所ばしょの食材探しをしてみたら非常に楽しめること請け合いです。

加工品では地元の農協の女性部が作られている「長いもたっぷりドーナツ」。

こちらはロングヒット商品で、にんじん・ほうれん草・ごぼうの味があります。

惣菜コーナーでは、赤飯・炊き込みごはん・だんご・長いももち・かぼちゃもち・ごぼうの辛揚げなどがあり、漬物も白菜・かぶ・ごぼう醤油漬けなど非常に多くの種類を取り扱っています。こちらも、もちろん地元産の野菜や食材を用いて丹精込めて作られている一品になります。

秋から冬にかけては、待ちに待ったわかさぎ・しらうお漁が解禁となります（９月１日漁解禁）。

私も知らなかったのですが、小川原湖は「しらうお」と「わかさぎ」の産地でも知られていて、その漁獲量は全国でも１位を誇っています。ここ道の駅でも、「しらうお」と「わかさぎ」は販売されていて、さらに期間限定で隣接されているレストランで、しらうおかき揚げ天丼（９００円）も食べることができます。そのボリュームは「しらうお」を十分に味わえる美味しさで、お味噌汁にはもちろん小川原湖産のしじみを用いたしじみ汁がついてきます。

併設されているレストランのご紹介は別の記事の方で詳しくご紹介いたします。