・・・と。あららです。今回ご紹介するのは、出落ちで申し訳ないですが「クロマグロ一本釣り」のオブジェになります。
こちらのオブジェにはちゃんと説明文があります。それがこちらです。
~大間沖に回遊するクロマグロは、北緯三十度以南の台湾東方海域で産卵し、ふ化した稚魚は黒潮に乗り北上する。その中にはアメリカ西海岸のカリフォルニアまで回遊する物もあり、二、三年後日本近海で成長したクロマグロと合流して産卵場に回帰するのである。
クロマグロの習性として、荒天前によく跳ねる習性があり、遊泳層は水深二メートルから六十メートルであるが、時には、百五十メートルも潜ることができる。南風の時には表層を遊泳し、北風の時には深層を泳ぐと言われている。また、釣り針にかかると、一気に深く潜る習性がある。
大間のクロマグロは、大間崎沖一キロメートルから三キロメートルで獲れる近海物で、平成八年八月から九年一月までの半年間に、水揚げ量百十トン、水揚げ本数七百三十八本、大物は四百キロを超え、平成六年には四百十キロの超大物が水揚げされている。
大間のクロマグロ漁は他地区と異なり、明治・大正から続く、昔ながらの一本釣りである。漁場は、海がなぎていてもその漁場だけは波が高く、五トン前後の船で、数百キロのクロマグロを追う一本釣りは、まさに命懸けである。このような命懸けの大間のクロマグロ一本釣り漁を、夏目雅子の主演により、松竹映画にて「魚影の群れ」というタイトルで映画化され、全国から一躍脚光を浴びたのである。~
一部字がかすれていて読めないのもありましたが、記述しました。
何気なくあるオブジェも、色々な意味が込められているのですね。
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