青森県大鰐町で味噌・醤油などを作られている、『マルシチ醤油』こと
津軽味噌醤油株式会社さんを取材してきました♪
【企業紹介】
明治43年12月創業。日本で唯一温泉熱を利用して味噌、醤油を作っております。2010年12月で創業100年を迎えることができます。昔からの製造方法を守りながら、近年は地元の原料にこだわった商品作りにも力を注いでおります。
大鰐・弘前方面では特に有名で、
「ここのお醤油と味噌しか使わない」という声も聞くほど。
今回は、仕込中の工場内を取材させていただきました。
味噌・醤油に使う大豆は青森県産の「おおすず」を使用。
粒がふっくらとした、煮豆などにしてもおいしいお豆です(*^∀^*)
大豆は“等級”があるのだそうですが、
津軽味噌醤油さんで使用しているこの『おおすず』は、
1等よりもさらに上の『特定』と呼ばれる、最高等級の大豆。
砕いてしまうので粒の大きさは様々ですが、
青森県産にこだわり、質の良い大豆を使用しています。
津軽味噌醤油さんでは、日本でも珍しい温泉熱を利用した味噌作りをしています。
大鰐温泉の熱湯を味噌蔵に引き込んで、その温泉の熱によって
大豆が発酵されています。
地元の資源を有効利用!!ですね♪(゜▽゜)
仕込中のご様子です。
大鰐温泉の熱で、工場内には湯気がもうもうと立ち上っています。
麹を付けるお米は一般に炊いて食べるお米とは違い、
一度砕いてから麹を付けてゆくそうです。
麹をつけたお米です。
砕いたお米って、何気に初めて見ました(゜∀゜*)
昔ながらの蔵を見せていただきました。
おおきな樽がズラーっと並んでいます。
15年ほど前まで、この樽を使い、昔ながらの製法で醤油作りをされていたそうです。
蔵には、ここにしかいない、醤油作りに適した菌が住み着いています。
こちらの樽には「大正五年 六月一日」の文字が。
大きな樽一つ一つに、味と時期が記されていました。
その昔、工場内で作業の際使っていた、トロッコの面影が残っていました。
工場内にあった、レールの跡。
こんなところにも、100年の歴史が感じられます。
津軽味噌醤油株式会社さんの商品は、大鰐・弘前を中心として
県内のスーパーなどでも買えますが、近くに無い!!という方は、
ホームページからも購入できます。
津軽味噌醤油さんのホームページ→http://www.maru7.jp/page3.htm
味噌・醤油の他、米麹を使った甘酒なども販売されています。
冬になると、鍋いっぱいに甘酒を作る癖(?)のある私はさっそく購入し、
ミルク甘酒にして飲んでみましたが、とっても美味しかったです♪
こだわりの津軽の味を、是非試してみて下さいね。
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