全国的に早咲き傾向となった今年の桜。
こちら青森県でもその影響を受けることになりました。
「日本一の桜」を誇る弘前公園では、ソメイヨシノ(標準木)が4月16日に開花となりました。弘前さくらまつりはこの状況に対応すべく、18日・土曜日から、出店(でみせ)を開いたり、夜桜のライトアップを行ったりする「準まつり体制」を取りました。
そして迎えた「さくらまつり」開幕日=23日・木曜日。
園内のソメイヨシノが、ついに満開となりました。
開幕日と満開の日が重なったのは、1991年以来24年ぶりとのことです。
開会式=オープニングセレモニー
では、当日午前10時より行われた、開会式の様子をお伝えします。
今年は、例年以上に豪華な内容となりました。
葛西 弘前市長 挨拶
(市長の言葉)
満開になりました。きょう、満開宣言です!
もうひとつ。夜10時までだったライトアップを、1時間延長します!
この後、佐々木 青森県副知事と田中 弘前市議会議長より挨拶がありました。
そして、去る4月12日に行われた「第31回弘前城ミス桜コンテスト」で栄冠に輝いた3名のご紹介となります。
【左から】ミス桜の工藤春佳さん、ミス桜グランプリの野沢凜花さん、
ミス桜の会津夏希さん。
桜守制服、お披露目!
このたび、弘前公園の桜を管理する、桜守(さくらもり)の制服を一新することとなり、
TAKEO KIKUCHIブランドのデザイナーである菊池武夫さんが、桜守の制服のデザインを
手がけ、俳優・伊勢谷友介さんが代表を務める「リバースプロジェクト」とともに制作
し、この日、お披露目となりました。
菊池さんのデザインによる制服で登場した、弘前市公園緑地課の小林 勝 参事。
そのお二人が今回、スペシャルゲストとして、このお披露目の場に来てくださいました!
菊池さん・伊勢谷さんより、今回の制服に対する思いを語っていただきました。
バルーンリリース
開会式のラストは、さくらまつりの開幕を華やかに演出する「バルーンリリース」です。
個性あふれる園内の桜の様子を、さまざまな色の風船によって表現した、とのこと。
みどり保育園の年長組の子どもたちと一緒に、来賓の皆様も風船を手に持ちます。
園児の「来て!観て!桜! 弘前さくらまつり、満開です!」のかけ声のあと…
皆で一斉に手を放して…
開会式は、ここで終了となります。
このあと、伊勢谷さん・菊池さんは…
内濠一般解放のオープニングセレモニー(テープカット)に参加しました。
満開の桜の下での記念撮影にも、応じていただきました。
【左から】弘前市公園緑地課の海老名さん、同課の橋場さん、菊池武夫さん、
葛西弘前市長、伊勢谷友介さん、公園緑地課の小林参事。
例年とは違う、文字どおりの“華やかな雰囲気”に包まれた、開幕日となりました!
公園内でのリポートは、ここで終了となります。
なお、本記事中の伊勢谷さん・菊池さんの写真に関しましては、株式会社リバースプロジェクト様、ならびに株式会社ワールド様の許可を得た上で掲載しております。この場を借りまして、御礼申し上げます。
先に述べたとおり、ライトアップが1時間延長され、夜11時まで点灯されています。
「館神跡」から撮った、天守と石垣とライトアップされた桜(4月21日夜に撮影)
こんな感じで、桜を見ることができます。
ソメイヨシノが終わっても、遅咲きの桜もあります。日本一の桜を見に、是非、ゴールデンウィークは、弘前公園にお越しください!
さくらまつり全般に関することは、
『弘前さくらまつりのページ』(観光コンベンション協会のHP)を御覧ください。
今年の会期は、5月6日(水・祝)までです。