今日和、new_rockです(^▽^)ノシ
本日も弘前は雪でございます……、ですがこの記事は「秋」のものです。しばし寒さを忘れて巡礼の旅にお付き合い下さい(^ω^)
第23番札所
夢宅寺
むたくじ
夢宅寺の創建は平安時代初期、慈覚大師が自ら彫り込んだ薬師如来像と地蔵尊像を安置したのが始まりと伝えられています。貞享元年(1684)、4代弘前藩主津軽信政が眼病を患い、病気快癒の祈願を行ったところ見事念願成就しました。信政は感謝の意を示し「夢宅」扁額を納め歴代藩主の祈願所としました。当初、薬師堂と称していましたが元禄6年(1693)雲芸和尚(常光寺4世)が夢宅庵を開き薬師堂を末庵とし、寛延年中(1748~51)には津軽三十三観音霊場第二十三番札所に選定され広く信仰を集めるようになりました。
この夢宅寺ですが、浅虫温泉に非常に近いです。浅虫温泉駅の足湯に浸かったついでにでも、是非立ち寄ってみて下さいね(^^)浅虫温泉のお宿に宿泊に来られた方も参拝しているそうです。
浅虫温泉の足湯記事
魅力No.57 アツい!!浅虫温泉駅!!
さて、写真を幾つかご紹介しますね。
やはり歴史ある神社・仏閣は彫り物が凄い。あっ、これ彫り物って言っていいのかな←(笑)
龍のリアルさと臨場感があって素敵ですね!漠然と見るよりも、ちょっとした細部に目をやってみると素敵な発見があったりしますよ!
ご詠歌
月も日も 浪間に浮ぶ 裸島 誓いも固き石となるらん
浅虫の景色を読んだにととまらず、人生一日一日が磯辺に浮かぶ裸島のように不安であるけれど、観世音の誓願を信じ、巡拝行を積み重ねてゆく中に、必ず安心が得られる事を示された詠歌といえるのではないか?
※ガイド参照※
仏教に関わらず、キリスト教や全世界の宗教もそうですが、例えや言葉に深い意味を隠している事が多いですね。日常生活で触れる事は無いですが、観光で立ち寄った仏閣や教会で無料配布している歴史冊子とか見ると面白いですよ。
弘前にも洋館・教会が多いし神社・仏閣も多いので、建築物をみるついでに調べるのも楽しいですよ!
では、今回は短いですがこれにて!
次回「第24番札所」でお会い致しましょう!
1:久渡寺(上・中・下) 2:多賀神社 3:聞求寺 4:南貞院 5:十腰内観音堂
6:湯舟観音堂 7:北浮田弘誓閣観音堂 8:日照田観音 9:見入山観音堂
10:円覚寺 11:下相野観音堂 12:蓮川観音堂 13:川倉芦野堂
14:弘誓寺観音堂 15:薄市観音堂 16:今泉観音堂 17:春日内観音堂
18:海満寺 19:義経寺 20:高野山観音堂 21:鬼泊巌屋観音堂
22:正覚寺