今日和、new_rockですm(_ _)m
今回ご紹介するのはこちらです!
第28番札所
広船観音堂
何か京都っぽい雰囲気ですよね(笑)夜は明かりが灯されるのでしょうか!
境内は広く、観音堂の他にいろいろ祀られているようです。
中央には広船神社があります。
左側に観音堂、更に左側に稲荷神社があります。左の奥の方には薬師堂があります。ここから右に行くと…
広船神社にすぐ出れます!ぐる~っと参拝出来ます(^∀^)
右手には滝が流れており、小堂が三ヶ所ほどありました。その内の一か所が上の写真ですね。近くには清水があるので、ここの観音様も「清水観音」って呼ばれたりしているのでしょうか!
縁起・創建
蝦夷征伐に出陣した坂上田村麻呂が大同2年(807)に創建し、後に正長元年(1428)に再建されています。慶長10年(1605)にも修築されたと伝えられています。
江戸時代の頃は、金森山の弘住院住職が管理し、参拝者で賑わったです。明治の神仏分離によりご本尊は一時民家に仮奉安されましたが、やがて神社となった御堂へ奉安されたそうです。その頃に、「広船寺」「円通寺」とも呼ばれたそうです。
千年杉と夫婦神木
明治21年5月戸数58戸と神社および境内の古木が消失しました。特に千年杉と大銀杏は今もなお惜しまれます。その千年杉は6日間燃え続け、これを見かねた村人3人が木に登り、水を吊し上げて消化にあたり消し止めたと当時の日記に記されているそうです。
その焼け残り株伐採により、村人の惜しむ心が一層つのり伐根(直径3.5m)の中央に杉を新植したそうです。第二鳥居の傍らの伐根がそれだそうです。この伐根は、その大火で焼失した古木の根(現存)の傍らに2本寄り添って自生した夫婦杉とも称されていたそうです。
平成3年9月28日の超大型台風19号の被害で、境内は惨憺たる光景でしたが、崇拝する地域住民の総力により社殿・境内ともに復興を果たしたそうです。
この夫婦杉他被害を免れた樹々は、今後の危険防止の為に村民に惜しまれながらも伐採を余儀なくされたそうです。明治21年の大火焼失の根元に2世の夫婦杉が自生し、今この伐根の傍らに3世が自生しているそうです。
ご詠歌
世の人を 洩らさで乗する 廣船の 誓いは深し 法の山川
では、次回「第29番札所」でお会い致しましょう!
1:久渡寺(上・中・下) 2:多賀神社 3:聞求寺 4:南貞院 5:十腰内観音堂
6:湯舟観音堂 7:北浮田弘誓閣観音堂 8:日照田観音 9:見入山観音堂
10:円覚寺 11:下相野観音堂 12:蓮川観音堂 13:川倉芦野堂
14:弘誓寺観音堂 15:薄市観音堂 16:今泉観音堂 17:春日内観音堂
18:海満寺 19:義経寺 20:高野山観音堂 21:鬼泊巌屋観音堂
22:正覚寺 23:夢宅寺 24:入内観音堂 25:松倉観音堂 26:法眼寺
27:袋観音堂