今年も、青森県津軽地方に春の訪れを告げる「弘前さくらまつり」が開幕しました。
ここ数年、まつりが開幕しても花のほうはまだ咲かず、といった状況でした。
特に昨年(2013年)は、例年よりも遅い開花となりました。
今年は、ほぼ平年並みとなり、まつりの主役＝桜の開花が開幕に間に合いました！
今回も昨年同様、開会式＝オープニングセレモニーの模様をお伝えします。

開会式＝オープニングセレモニー

セレモニー開始前の様子

4月23日、午前10時。薄曇りのなか、セレモニーはスタートしました。

葛西　弘前市長 挨拶

弘前さくらまつりの開会と、ここに、弘前公園の桜の開花宣言を致します！
昨年は大変でした。桜がウソ(鳥)の被害に遭いました。
寒くてなかなか桜が咲かず、まつり会期中に満開にはなりませんでした。
今年は、開幕と桜の開花がピッタリ一致しました！
大勢の皆様が集まり、大盛況のうちに無事に終了しますことを願います。

青山 青森県副知事 挨拶(三村知事の祝辞を代読)

弘前さくらまつりの開会を心からおよろこび申しあげますとともに、
御尽力されました関係者の皆様に、深く敬意を表します。
期間中は多くの方々に、弘前の桜を心ゆくまで楽しんでいただきたいと思います。

田中 弘前市議会議長 挨拶

弘前市民にとって「春が来た」というのは「公園の桜が咲いた」のと同義語です。
市民の皆様と共によろこびたいと思います。

その後、来賓の皆様のご紹介と、
先日選ばれた本年度の「弘前城ミス桜」の皆様のご紹介がありました(写真は後ほど)。

いよいよ、セレモニーのクライマックス。今年は「バルーンリリース」です。
大空にピンク色の花＝風船を高らかに飛ばします。

テープをゆっくりと引いて…

風船がフワリと上がって…

弘前城の高さから…

さらに空高く…

大空に、満開の花が咲きました！

これをもって、開会式＝オープニングセレモニーは終了となりました。

さて、去る4月13日・日曜日に、本年度の「弘前城ミス桜グランプリ」の最終選考が
行われ、こちらの３人の方々が選ばれました。

弘前城ミス桜の皆様。グランプリの佐藤さん(中)、斉藤さん(左)、工藤さん。

今後１年間、弘前市の観光の顔となります！

公園内の桜の様子

園内のソメイヨシノは、4月28日にも満開になるそうです(24日現在の予想)。
4月23日現在の桜の様子を、ほんの一部ですが御覧ください。

本丸そばにある「弘前枝垂れ(ひろさきしだれ)」

お天気の良い日は、岩木山がハッキリ見えます！

武徳殿休憩所前のしだれ桜も、キレイに咲いていました。そして…

「館神跡」から撮った、石垣と天守。この景色とは、今年でしばらくお別れです。

今年度より、弘前城の石垣修復工事が行われます。
今年秋にはお濠の水をすべて抜くため、このような景色を見ることが出来なくなります。
そういった意味で、今年のさくらまつりは貴重なものとなります。
詳細は『弘前城が動く―弘前城石垣修理事業特設ページ』を御覧ください。

そして、さくらまつり全般に関することは、
『弘前さくらまつりのページ』(観光コンベンション協会のHP)を御覧ください。

会期は、5月6日(火曜日・祝日)まで。
今年も、より多くの皆さんに「日本一の桜」を見ていただくことが出来ますように。