今回は、「津軽弁でナビゲーション!!前編 ~黒石市青荷温泉付近~」の後編となります。前編から続く、青荷温泉付近看板の津軽弁ナマリをお楽しみください。
まずは青荷温泉周辺を見てみましょう
「のめくり坂」です。青荷温泉に駐車場から降りていく坂です。急斜面です。
「のめくる」とは、つんのめるという意味です。
斜度がきついですね~スキーならボーゲンで降りるべき角度です。
因みに、ご高齢の方・脚が不自由な方のために、坂の下にも数台分の駐車場がございます。
沢の中にある温泉宿が「青荷温泉」です。いい処です。
「ランプの宿」の名の通り、宿の中はランプ中心でライティングされております。
帳場(ちょうば)にもランプが一台。人里離れた温泉宿の粋な演出です。
もうここまで来たら都会の喧騒など忘れて、ゆっくり温泉に…
てっ、分っていましたが携帯電話が全くの電波圏外です。
仕事も、人間関係も、強制排除できる場所なんですね~
降りたら登らなければなりません。「のめくり坂」が「見返り坂」となって待ち受けます。
「ヒヅネ」とは、苦しいという意味です。
本来は「ヘヅネ」です。しかし、秘湯・秘境だだけにさらにナマッて「ヘ」から「ヒ」に変換されております。ナマり過ぎてお釣りが来ている状態です。
帰り道も津軽弁でナビゲーション
②「サッパド」とは、さぱっりという意味です。
③「冬もヤッテルはんで」是非、雪化粧した秘湯入りたいです。
③「ワンチカ」とは、少しいうことです。本来は「ワンツカ」。
またまた、「チ」が「ツ」に変化しております。
矢印の通りに行けば、「ヒバナ~」です。意味は、「じゃぁまたな~」です。
里に下りれば、「ヘバナ~」です。
どうやらこの近辺では、「へ」が変換され「ヒ」と発音されるようです。
という訳で、重度の津軽弁ナマリでございました。
青荷温泉
開湯 昭和4年、秘境青荷渓谷の渓流沿いに本館と3棟の離れが散在する青荷温泉は、「ランプの宿」として知られています。
部屋・廊下の照明はランプで灯され、夜はとても幻想的な温泉お宿です。
2001年より通年営業となり、雪の多い冬期間も営業していらっしゃいます。
健六の湯 ・露天風呂 ・内湯・滝見の湯の四つのお風呂があります。
日帰り入浴の方でも、大広間で休憩することができて、入浴後もゆっくりくつろげます。
日帰り入浴は午後3時までとなっております。
入館料(入浴込) 500円
◇◆関連記事◆◇
黒石市 青荷温泉の公式ホームページはこちら、
http://www.yo.rim.or.jp/~aoni/
青荷温泉の位置はこちら、
かなりイイ!!
書いてある文面を読むとほぼわからないのですが、BANBAさんの解説のお陰でかなり津軽弁通になりました。
行きも帰りも目の届かないところからも見守られているような温かさを感じます。
こういう所が、青森のいいところだなぁ~♪
zoom
2010.11.22
津軽弁で見守られていると思いきや、
理解できなきゃ、危険になります。
翻訳こんにゃく持ってきてさい。
BANBA
2010.11.29
前編・後編通して楽しく読ませていただきました☆
津軽弁の勉強にもなりますね♪
行く機会があったら看板にも注目したいと思います。
マメタロウ
2010.11.19
温泉入って、津軽弁勉強して、つゆ焼きそば食べるのだ!!
天気良ければ、岩木山やら八甲田山も見えます。
BANBA
2010.11.19
津軽弁って表記するの難しいですよね。
だってフランス語みたいなもんでしょ?
さとちゃん
2010.11.19
>だってフランス語みたいなもんでしょ?
セバダバヤッテミラ~ン っていうフランス語風津軽弁の、車のCMがありますねw
akky
2010.11.19
この面食い!!
あーやって聞くと外国語そのものですね。
BANBA
2010.11.19
ンダァ、ワンダジ、おっフランスダァ。
でもフランス人に会っても、全然通じないです~
BANBA
2010.11.19
看板の面白さだけではなく、青荷温泉スタッフの方のお客様を喜ばせようという姿勢を伝えたいというBANBAさんの着目点が良いですね。
くろしゃちょ
2010.11.18
やっぱり全国区になる処は、自分たちの売り(特徴)=個性が解っているのすね~
ただ人里離れた処に案内するだけではなく、それまでの道のりもたくさん楽しんでもらう。
お宿にリピーターが多いとも聞きました、泊まってみたいですね~
BANBA
2010.11.18