道の駅「とわだ」内にある匠工房「南部裂織の里」では、裂織の体験ができます。
裂織とは、裂いた布を横糸にして織る、織物の一種です。
古くなった布を再度形にしていくという、布を大切にする女性の知恵から生まれたものです。
こちらの施設にて、体験の指導にあたるのが南部裂織保存会の方々です。
故 菅野暎子先生によって、失われつつあった伝統工芸「南部裂織」の
普及と伝承を目的に1975年(昭和50年)7月7日に設立され、
菅野先生の薫陶を受けたお弟子さんはなんと1000人以上にも及ぶのだそうです。
室内に飾られている菅野先生の写真。
こちらの「南部裂織の里」は、平成14年に開設され、体験を楽しむ方々で賑わっています。
毎週水曜日には、保存の会の方々によるお教室が開かれており、
地元の方をはじめ、遠くは広島や島根といったところから通っている方もおられるのだそうです。
この日は、水曜日の教室の日。
至るところから笑い声が溢れ、活気に満ちていました。
うしなわれてはいけないもの。
それに気づかれた菅野先生の行動や信念を受け継ぎ指導にあたる南部裂織保存会の先生方。
(上段左から)澤頭さん、峠さん、長畑さん
(下段左から)小林さん、吹越会長さん、戸来さん、霞さん
体験や教室などの詳細については
南部裂織保存会のHPをご覧ください
伝統って本当に残していってほしい
と思います。出来上がった作品を見
たことありますが、奇麗ですよね~
“うしなわれてはいけないもの”
って価値あるものなんですね。
あきちゃん
2010.12.02
うしなわれてはいけないものがあるということに気付かれた方が、ホントすごいですよね
伝統あるものだからこその美しさがそこにはあるのかもしれませんね
♪
sdu
2010.12.03
菅野先生は本当に素敵な方らしいですね。
おそらく、某職場でかつてお会いしたことがあると
思いますが、大勢の中の一人のお客様としてだったので、
記憶は定かではありません。
でも、伝統を守ろうという活動、素敵ですね^^
よっしー
2010.12.10
非常に思いを感じる良い素敵な場所でしたね☆
まさに後世に残していきたいと感じさせる素晴らしいものでした。皆さんも凄く暖かい方ばかりでしたね♪
コクトー
2010.11.30
素敵な方々のお話を聞けて、
嬉しい気持ちになりました
伝えて行く覚悟が、明るい決意であるという部分が
とても素敵でした
♪
sdu
2010.11.30
古くなった布を裂いてまた織る発想が素敵ですね~。伝え続けるパワーに感動します。自分も1つくらいは、何かを残せる大きな人になりたいな!伝える力・続ける力 失わいたくないものには、いろんな力が作用して、継承するんだろうね。創作好きな私です、古着を裂いて織ってみたくなりました。(本当)
ピコロモンド
2010.11.29
伝え続けていかなければならないという想いを持つからこそ
心から楽しんで、裂織に触れている。
そんな感想があります。
ピコさんが創作好きだというのはすごく感じます!
同じにおいがしますね♪
sdu
2010.11.30