魅力No.1906


お震災復興への行進「青い森のハロウィン光のパレード」

  「Trick or treat(ご馳走しないと悪さをするぞ)」

今日10月31日は「ハロウィン」です。

カボチャのランタンが飾られ、仮装した子どもたちが家々を訪ねて回る
米国の風習として知られています。

そんなハロウィンのイベントが10月8日、青森市で初めて開催されました。

美しい「ミスねぶた」の皆さんを先頭に
青森県のランドマーク「アスパム」前を出発するパレード隊。

 続いて、思い思いの扮装で行進する参加者の皆さん。
初めてのイベントだけに「演じる側」も「観る側」も、まだ慣れていない感じです。

バトンダンスや吹奏楽など参加グループごとに特色のある芸を披露していました。

小悪魔的なお姉さんが繰り出すシャボン玉に大喜びの子どもたち。

…おや?

後ろの方は、あの世界一有名な大海賊でしょうか?
その扮装に違和感がなさ過ぎ(似合って)ます。

ドッグフードにまっしぐら!かぼちゃパンツのワンちゃんたち。

その背中には「Trick or treat」の文字が…
まさしく、ご馳走しないと咬まれてしまいそうです(笑)

ワンちゃんたちを引き連れていたのは
愛犬散歩のマナー向上を訴える皆さん方でした。

ドラキュラ伯爵、宇宙人、そして…呪怨?

普段は子どもたちを怖がらせることが仕事のお化けたちが
この日は、子どもたちを守るために「節度ある喫煙」を訴えていました。

社会を豊かにしていくためには「厳しい罰則」を作るより
「マナー遵守」や「モラル向上」を促した方がいいのかも知れませんね。

 

パレードには様々なヒーローたちも参加していました。

 哀愁漂う「スパイダーマン」に

子煩悩そうな「バットマン」

 そして、フラットな感じの「デビルマン」

いずれも苦悩を抱えた人間らしいヒーローばかりですね。

 

 日が暮れてきたところで、煌びやかな山車の登場です。

二つの面が並んだ風変わりな山車…「阿吽(あうん)」がモチーフでしょうか?

おや、側面に何かが…

おお、見事な隈取り!

インパクト絶大の「ハロウィンねぶた」でした。

ライトアップされたアスパムをバックに行進する山車たち…

大トリを飾った山車には

東北新幹線E5系「はやぶさ」の姿がありました。

昨年12月4日の「東北新幹線全線開業」

そして今年3月5日の「はやぶさデビュー」の喜びから一転
3月11日の「東日本大震災」によって大打撃を受けた東北地方ですが

 9月23日には「新幹線ダイヤ正常化」を果たすなど
着実に復興へと向かっています。

今日、世界の人口が70億人を突破したそうです。

その一方で、少子高齢化が著しく人口減少を続ける青森県…

今回のようなイベントや啓蒙活動が実りを結び
美しく豊かな青森県であり続けてほしい―と祈らずにはいられません。

  

「子を想い 未来を想う 人びとの
ハートがつながる ハロウィンの夜」

 

青森県青森市
(撮影した場所)

「何とか…ハロウィンに間に合った…(汗)」

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