コンニチハ!!(゜Д゜*)(。_。*)ヘ゜コリ new_rockです!
今回ご紹介するのは、十三湖の近く!こちらの……
第16番札所
今泉観音堂
(いまいずみかんのんどう)
興国元年(1340)……今から671年前に襲来した大津波で多数の犠牲者を出し、その菩提を弔うために、当時の為政者である【安東氏】が唐崎山に地蔵堂を建立したそうです。イタコ(巫女)の口寄せで知られる『川倉・地蔵尊』の前身と伝えられているそうです。その後、享保の頃に『地蔵堂』は川倉へ移りましたが、今から342年前の寛文九年(1669)
に創建されたと伝えられている『今泉観音堂』は明治維新まで、この地にあったとされています。
明治維新と聞いてピンと来る方もいると思いますが、今迄の三十三観音レポートでもよく出てくる『神仏分離令』!!やはりこの悪法の影響で、ご本尊の千手観音菩薩は弘前にある最勝院に移されました。
ですが、村人達の強い要望により、明治八年に今泉山麓の神明宮境内にお堂を建立し、ご本尊の千手観音菩薩を奉安したそうです。それから、昭和に入り三十八年にお堂を改築し、今日に至っています。
改築というわけでもないですが、丁度訪れた時に修繕なのか……冬に向けての補修なのか………若い宮大工?青年団?の方々が修繕していました。ご朱印の場所がわからなくて、屋根に登っていたお兄さんに聞いてみたんですが………やっぱりそこいらへんは知らないようです(笑)今回のご朱印も、民家で押印してもらいました。
今泉観音堂も小高い丘の様になっていまして、鬱蒼とした林の中に参道がありました。
その中をのんびり登って行きます。参道の途中には、他の札所と同じように三十三の観音石像がありました。でも、ここの石仏は頬被りをして出迎えてくれます。
林の中にはお堂がいくつかありました。頂上には神明宮社殿、そこから中腹辺りに不動堂、水神堂、山神堂、庚申堂、そして観音堂です。全て鍵がかかってなく、自由に中に入りお参り出来るようです。
そして、こちらの古木。残念ながら、こちらの木のデータはわかりませんでしたが、ここまで大きく聳え立つまでには何年かかるんでしょうかね。しっかし……神域に巨木・古木は本当に似合います。
この今泉観音堂に行く際に、折角だからと『十三湖』『地蔵尊(賽の河原)』にも立ち寄っています。
魅力No.1376 背筋ひんやり賽の河原とオマケの十三湖
最後にご詠歌
昔より ありともしらぬ今泉 千手の神の しるしなるらん
沈む太陽を眺めながら、この日のお気楽弾丸巡礼ツアーは終了です!
ではでは、次回『第17番札所』でお会い致しましょう♪
1:久渡寺(上・中・下) 2:多賀神社 3:聞求寺 4:南貞院 5:十腰内観音堂
6:湯舟観音堂 7:北浮田弘誓閣観音堂 8:日照田観音 9:見入山観音堂
10:円覚寺 11:下相野観音堂 12:蓮川観音堂 13:川倉芦野堂
ウチも津軽三十三観音霊場巡礼したいとずっと思ってたんです!
雪が解けたらあと追って巡礼開始する〜(*^^*)
しゆうへい
2011.03.09
◆しゆうへいさん◆
是非【津軽三十三観音霊場巡礼】してみて下さい♪
きっと春は、私が行った頃とは違う表情を見せてくれると思います!
後、観音堂には到達出来てもご朱印所がわからなかったりするので、一番札所や二番札所の境内で売っている【ガイドブック】をお勧めします(^_^;)
私が極端に方向音痴っていうのもあるのですが(笑)
new_rock
2011.03.15