2011年、3月15日、火曜日。
まるで、今にも雪が降り出しそうな、曇天の三沢市に、春はまだ遠く感じられました。
大地震と、大津波が、東北から関東沿岸の街の幸せを飲み込んでから、
丸5日が過ぎました。
個人で、寄付をしたくても、どうしたら良いのか、状況も、方法も、全然分からず、
途方にくれて居た時に、仕事場の方から、
ツイッター上に、三沢市の大型スーパーの出入り口で、
外国人の女性たちが、本日の夕方4時まで、寄付を募っている、という情報を教えてくれました。
とにかく、自分の家から、寄付したい荷物を持ってきて、急いで行ってみました。
その情報通り、美しい方たちが、段ボールに必要なものを書いて、
極寒の中、寄付を呼びかけながら、立っていました。
本当にいるのか、分からないで行ったので、実際にいらっしゃって、驚きました!
英語が上手く話せないながらも、
何処まで荷物を運んでくれるのか?
誰がどうやって運んでくれるのか、尋ねてみたところ、
三沢市には、米軍基地があるのですが、
そちらにお勤めのご主人さまが、今夜、軍で、仙台市に荷物を運んで下さるとのことでした。
遠くの国から、遥々三沢に来て、御自分たちも、大変なことが、沢山あることと思うのに、
困っている日本人に手を差し伸べてくださる優しさが、
心の奥に染みわたりました。
何度も「有難う」と、涙して、言うと、
優しくハグをして下さり、
「こちらこそ、有難う。泣かないで。」と、
言って、下さいました。
ご自分の気持ちで、出来ることから、行動をされている国際人の方々と、
三沢市でお会い出来たことに心から感謝致します。
皆さまに、荷物と共に、心のギフトが届きますように。
ピコロモンドさん、有難うございます!
これから、もっと、厳しい状況になって行くと思いますが、
皆で同じ気持ちで、日本を良くしようと思って、
生きていけば、きっと、また、素晴しい国に
復活できると思います。少しずつ、頑張って行きましょう!
ユリさん
2011.03.19
感動的な行動ですっ!米軍の方や自衛隊の方の救助支援活動は本当にありがたいと思っていますが、その奥様方までも・・・・。
涙でますね!それと、ツイッター情報を知り、一番近くのゆりさんがすぐに飛んで行くその行動にも感動です。私も何かのかたちで続きたいたいと思います。
ピコロモンド
2011.03.18